ルイは基本真面目な性格だったが、性に関しては好奇心が強く、奔放だった。
その上性欲が強く、さすがのセカイすら翻弄されることが度々あった。
自分から進んでその過去を語ることは無いが、何かの拍子でセカイが尋ねると、ルイは自分の経験を明け透けに話してきた。
それだけセカイを信じて、心を許している証だとは感じていたが、複雑な心境も抱いていたことも確かだった。
ルイにはなんと3Pの経験があった。
以前、大学生と付き合っていた頃、彼氏の友人に童貞の学生がいた。
顔立ちは厳つく、体つきはゴツイ、いかにも彼女がいなそうな、有り余る精力を持て余してギラギラ脂ぎった男だった。
まるでルイのタイプからかけ離れた、気味の悪さを感じさせる男だった。
ある日、彼氏の部屋で三人で話しているとき、いきなりその学生の前でキスをされた。
そして耳元で、俺たちが仲良くするところを見せつけてやろうぜと囁かれた。
最初は戸惑いを覚えたが、彼氏の愛撫に流され身を任せているうちに、その異様な状況に今まで感じたことの無い興奮を覚えていた。
裸にされ、全身に突き刺すような視線を浴びながら、たまらいほどの昂ぶりを覚え、毛嫌いすらしていた男にその躰を自ら見せつけていた。
彼氏にバックから貫かれながら、いつの間にか目の前に差し出されていた男根にむしゃぶりつき、フェラチオを施した。
男は童貞らしくあっという間に果てていた。
それなのに、男の性器は衰えることなく、反り返り続けていた。
明らかに彼よりも逞しく、大きなモノをしていた。
両手にそれぞれの男根を握り、交互に舐めシャブり、そしてシゴいていた。
内心、彼よりも硬く、遙かに逞しい男により欲望を感じていた。
渋々従うふりをして、彼氏の目の前で男を躰の中に迎え入れていた。
男は一度果てていたせいか、存分にルイを楽しませてくれた。
男はケモノのように吠え、何度もルイを絶頂に導き、自らも何度も射精した。
男はルイで童貞を卒業したが、まさに絶倫だった。
その後も三人は時間を忘れて交わり合った。
でもその時には狂ったように快楽に溺れてしまったが、彼氏との間に気まずい雰囲気が流れるようになった。
そして3Pの経験はその一度で終わりを告げた。
話を聞いてセカイは興奮を覚えていた。
「お前、その男とまたシタんだろう?」
「うん、、、彼に隠れて、、、、あった、、、」
「この、浮気者が、、、」
「だって、、、彼よりもずっと良かったから、、、だから彼と別れて、その男と付き合ったんだよ、、、」
情の多い女なのかも知れない、、、
まだその男と付き合っているかも知れない、、、
俺にはそれを責める資格は無い、、、
「本当に別れたんだよ、、、その男とも、もう逢ってなんかいない、、、それにモリシの方がずっといい、、、モリシのセックスが一番いい、、、」
つづく
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