ルイのフェラは執拗だった。
卑猥なフェラをすることで、自らの興奮を駆りたて濡らしてしまう。
玉を舐めすすり、幹をシゴく。
時にはシリの穴にまで舌先を忍び込ませる。
高校生とは思えない、まるで飢えた人妻のようなテクニックに、セカイのうめき声が止まらない。
ルイの躰を通りすぎた男達に仕込まれた、男を歓ばせるフェラテクがセカイを追い詰めていく。
「ああっ、ダメだ、、、日詰、そんなにされたら、俺、、、」
ルイが昂ぶりきった表情をして、セカイを見つめネットリとシゴく。
「いいよ、、、口に出して、、、モリシの精子、飲んであげる、、、」
その言葉に興奮を覚え、たまらず尋ねてしまう。
「お前、、、飲んだことあるのか?」
「あるよ、、、イッパイ、、、いろんな人のザーメン、、、飲んだよ、、、」
まるで挑発するようにルイが囁く。
舌を巻きつけるようにして呑み込んでいったあと、ジュボジュボと音を立て、ストロークを強くする。
口の中で舌がいやらしく絡みついてくる。
何人もの男を沈めてきた舌技だ。
「ううっ、くそっ、、、日詰、口にいっぱい出してやる!」
他の男を歓んで口に受けとめるルイの姿が頭に浮かぶ。
「うっ、うおぉぉ、イクッ、出る!」
「んんっ、んっ、んっ、、、ムムッ、クゥ!」
シリの筋肉を絞り込み、最後の一滴まで注ぎ込む。
骨の髄まで痺れるような快感と、それを必死に受けとめるルイに、どうすることも出来ない嫉妬の炎が静まっていく。
自分でも驚くほどの大量のザーメンをルイは瞳に涙をためて飲み干していた。
「ごめん、、、苦しかったろう?」
「ううん、わたし、、どうしてもモリシのザーメン飲みたかった、、、わたし、、、、でもわたし、モリシが口でイッたとき、、、わたしもイッたんだよ、、、、こんなこと、、、初めてだよ、、、」
訴えるようにルイがそう告げる。
人は自分の過去を消し去ることは出来ない。
ルイも自分も。
たいしたことは出来ないかも知れないが、これからはルイを守ってやりたい。
「日詰、、、すごく好きだからな、、、」
思いきり抱きしめる。
「わたしもだよ、、、」
ルイの瞳から涙が一筋流れ落ちた。
つづく
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