ソラにわたしの初めてをあげることが出来る。
少し怖いけど、歓びで胸がいっぱいになる。
ゴムをした硬いペニスがミドリの入り口にあてがわれた。
ああっ、すごく熱い、こんなに大きなモノがわたしの中に入ってくるの、、、
思わず躰を固くしたしまう。
痛みを感じていた。
痛みを感じることは覚悟していた。
でも思った以上に痛みがどんどん広がっていった。
「イタい!」
思わず大きな声で叫んでいた。
まだほとんど入っていなかったソラが、慌ててミドリから離れていた。
「ごめん、、、」
いけない、ここで失敗させたら、ソラを傷つけてしまう。
ミドリは気を取り直して言った。
「わたしこそゴメンね、、、わたし、大丈夫だから、、、ソラ、もう一度して、、、」
ミドリを気づかいソラはゆっくりと進んできた。
やはり激しい痛みを感じた。
必死に痛みをこらえる。
大好きなソラとひとつになりたい。
その気持ちだけを思って耐えようとした。
何とか先が半分ほど埋まろうとしたとき、耐えきれないほどの痛みを覚えた。
「ダメ、切れちゃう、、、すごくイタイ、、、」
あまりの痛みに涙がこぼれた。
「ゴメン、俺初めてだから、、、ミドリに痛い思いをさせてゴメン、、、」
「ううん、わたしこそゴメンなさい、、、でも、、すごく痛い、、、わたし、今日はもう無理、、、」
「そうか、、、そうだな、、、今日はもうよそう、、、」
寂しそうに、でもミドリを気づかってソラが言ってくれた。
「本当にゴメンね、、、でもわたしを気づかってくれてありがとう、、、ソラ、すごく好きだよ、、、わたし、次はガンバルるから、、、次は二人でガンバろう、、、」
でもそれから二人に少しだけ気まずい雰囲気が漂うようになった。
ソラは自分のせいで失敗してしまったと、ミドリは自分の躰がおかしいのではないかと、互いに悩み続けてしまった。
自然と二人はセックスを遠ざけるようになっていた。
そんなある休日、ソラは部活で逢うことが出来ず、ミドリは一人街を歩いていた。
そんなとき偶然、アツシと出会った。
ミドリはソラのことを想って歩いていた。
このままだと二人の溝がどんどん広がってしまう。
何とかしなければ、、、
思い悩んでいるときに、いきなりアツシに声をかけられた。
学校一のイケメンがクラスも違う自分を知っていることにミドリは驚いていた。
もちろん、ミドリの方はアツシを知っていた。
ソラと付き合う前だったが、イケメンのアツシを憧れの目で見ていた頃があった。
恥ずかしいことだが、あの頃のミドリはアツシを想って、何度もオナニーしたことがあった。
そのこともあって、ミドリは顔を赤らめてアツシと話をした。
アツシはミドリがソラと付き合っていることを知っていた。
アツシは話がうまく、二人はすぐに打ち解け話が弾んだ。
「斉田さん、なんか今一つ元気が無いね、、、、」
「うーん、そう見えます?」
「よし、これから二人で元気が出るような映画でも見に行こうよ、、、」
「でも、それはソラにわるいから、、、」
「大丈夫だよ、いいじゃん、、、映画を見るだけだし、、、あいつもそんな細かいことで、どうこう言わないって、、、」
自分もその時はそんなふうに考えてしまったのは事実だ。
それに、あのアツシに誘われたことが心の奥で嬉しかったのも事実だった。
ただ映画を一緒に見るだけ、、、
そう言い訳をして、ミドリはアツシの誘いに乗っていた。
映画館は想ったよりもずっと空いていた。
アツシはわざと周りに人気の無い席を選んだ。
アツシは知っていた。
この地味な女は顔はまあまあ程度だが、スゴイ躰をしていることを、、、
一緒に着替えるときに見たんだろう。
女子たちの間ではウワサになっている。
細身の躰なのに、着痩せして見えるのに、胸がデカく、形もいい。
ウエストもくっきりクビレていて、ヒップもプリンプリンで高校生離れしたエロい躰をしていると言うウワサだ。
あのどうも気に入らないソラの彼女だということも都合がいい。
あいつの女を摘まみ食いしてやる。
この女、隠してはいるが、俺に興味があるのはわかっている。
本当にそんなにスゴイ躰をしているなら、ソラに隠れてセフレにしてもいい。
いずれにしても今日はこの女をたっぷり楽しんでやる。
こんな女、チョロいもんだ。
この女は俺がちょっとおだてれば、簡単に股を開く。
アツシは確信していた。
つづく
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