次の休日、ミドリは初めて自分からアツシをよびだした。
そしてラブホに誘った。
部屋に入るなり、情熱的なキスを仕掛けた。
自ら服を脱ぎ、アツシの服を脱がせる。
「そんなに慌てるなよ、、、そんなに俺が欲しかったのか?」
「そうよ、、、ずっとアツシが欲しかった、、、」
ニヤついているアツシをベッドに押し倒し、シャワーも浴びていない汗をかいている体を、隅から隅まで唇を這わして、舌で舐めまわす。
「ああっ、アツシの汗の味がする、、、この味、好き、、、アツシの匂いもすごく好き、、、」
飢えたメス犬のように全身を味わう。
足の指の間にも舌を這わせアツシを喜ばせる。
「あぁ、そんなところまで、、、そんなに俺が好きか?」
「好き、、、アツシにすごく逢いたかった、、、」
「フフッ、今日のミドリはスゴそうだな、、、楽しみだ、、、」
「だって、すごくアツシとしたかったから、、、アツシこと、ずっと考えてた、、、」
気持ちよさそうな声を上げるアツシが嬉しくて、フェラにも熱がこもる。
カスのついたペニスを美味しそうに舐めあげ、玉袋も尻の穴までも舌先でたっぷりと愛撫した。
わたしを女にしてくれた男、わたしを初めてイカせてくれたチ○ポ、、、
もう離れることは出来ないかも知れない。
ミドリの中でアツシの存在がどんどん大きくなっていく。
欲しくて、ガマン出来なくて、ゴムを着けると自らアツシに跨がった。
あてがい一気に腰を落とす。
「アアッ、スゴイ!か、かたいぃ!これよ、、、これがずっと欲しかったの!」
淫らな言葉をまき散らしながら、尻を上下に激しく叩きつける。
「ウウッ、スゲェ、、、やっぱり今日のミドリ、スゲェ、うっ、あうっ、、うっ、スゲェ、、、」
「あっ、あっ、あっ、あっ、、、チンポ、イイッ!
アツシ見て!いやらしいわたしを見て!」
胸を突き出し、自慢の乳房を見せつける。
アツシの手を引き寄せ、自らの乳房に導き愛撫を求める。
アツシがユサユサ揺れる乳房の頂きにある尖りきった乳首を思いきりこねまわす。
「イイッ!乳首もげちゃう!」
アツシが激しく下から連射で突き上げる。
「アッ、アッ、アッ、それ好き!アツシのセックス、イイッ!アツシ、、すごく好き!」
あっという間にミドリが登りつめる。
「イクッ!アツシ!イッチャウ!」
「ミドリ、イクッ!」
ゴムの中でアツシが爆ぜたのがわかった。
ビクンビクンと男の脈動をはっきりと感じる。
ああっ、スゴイ、、、すごく出てる、、、
あんなにわたしの中ではねながら、、、
すごく嬉しい、、、
好きな男が自分の中で思いきり気持ちなくなってくれるのが、やっぱり嬉しい。
思いきり直に浴びてみたい気持ちになる。
思いきりアツシに中でぶちまけられたい、、、ダメ、、、頭に浮かんだことを振りはらう。
それだけは絶対にソラじゃないとダメ、、、
でも、ソラとはまだセックスすらしていない。
それにもし絶対に安全な日だったら、、、
妖しい胸の高鳴りをミドリは止めることが出来なかった。
絶頂の余韻にまどろみながら、アツシに身を委ねる。
アツシの胸元に頬を寄せ、指先で割れた腹筋をなぞる。
「ミドリ、、、ソラとはしたのか?」
ズキンと胸が痛む。
「いやよ、、ソラの話は今はしたくない、、、」
それが正直な気持ちだった。
「冷たいこと言うなよ、、、恋人だろ?ヘヘッ、ソラが可哀想だな、、、でもアイツにはさせるなよ、、、お前は俺のものだからな、、、」
ソラをあざけるように言う。
酷い言い方だと思いながらも、アツシがソラに焼いていると感じ、嬉しさを覚えてしまう。
あのモテモテのアツシがわたしのことで嫉妬している。
「しないよ、今のわたしはアツシだけだよ、、、
」
これがソラに対する裏切りの言葉だと気付かないほど、ミドリは自分を見失なっていた。
「ねえ、、、アツシ、、、もう一回しようよ、、、わたしすごくしたい、、、」
蕩けきった声で、アツシに甘える。
「フフッ、、、もう一回だけでいいのか?」
「ううん、、、アツシのイジワル、、、もっと、もっとアツシといっぱいシタい、、、」
「この淫乱女が、、、たっぷり犯してやるからな、、、」
「ああっ、アツシ、、、いっぱい犯して、、、」
二人は一日中ホテルに篭もり、ケモノのように交わり続けた。
ミドリは変わっていった。
髪も茶パツに染めた。
アツシ好みの女になりたいと思うようになっていた。
まわりが醒めた目でミドリを見始めているのを気づきもせずに。
つづく
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