あんな騙し討ちをするなんて、許せなかった。
やはりあの医師は偽者で、AV男優だというではないか。平謝りを続けながら信じられない報酬額を見せてきたが、お金の問題ではないのだ。だが敵も負けてはいられない。演技力を指摘されたのだ。悔しいが素人の自分には反す言葉がない。
-リアリティ-
それこそが売りなのだと言われた。
美しい女性が極限の状態で羞恥心と戦いながらも葛藤をし、快楽の渦に飲み込まれてゆく。だからドキュメントタッチなのだと。
考えてみれば、これまでもそうだった。
だからこその快感…。
だからといって納得など出来やしない。
釈然としなまま、次の打ち合わせに移っていた。
またもやロケをするという。
電車、痴漢というテーマに嫌悪感を抱く。
男という生き物は、つくづく獣らしい。
流れに任せていればいいというが、どうせ電車内なら大したことはできないだろうと思った。
AV男優との顔合わせをする。本当の乗降客の中で間違わないようにする為、目に焼きつけた。
当日、撮影スタッフ達と電車に乗り込んだ。
こんなことがバレでもしたなら大変なことになる。どうしても緊張に足が震えてしまう。
打ち合わせ通り合図として尻を触られる。
気持ち悪さに身動ぎせずにはいられない。
電車が減速し、駅に到着した。
乗客が雪崩れ込む。
気がつくと自分の回りは高校生に囲まれていた。
電車が動き出す。
これでは撮影どころではなく、待つしかないと思っていた。
自分の後にはAV男優がいることは分かっていた。
この状況の中で触り出す男優に、今はまだ駄目だと抗議の手払いをする。
だがその手を押さえられたではないか。
焦る自分を嘲笑うかのように、スカートが捲り上げられられていく。
セパレートストッキングにガーターベルトが露になった。
男優の膝が捩じ込まれて脚が閉じられなくなった。
指が蠢き始める。
強引に振り向いて男優を睨みつけるが、無視をされた。
執拗な指の刺激に意思に逆らうように、体の反応が始まった。
なんとかしなければ…。
焦る気持ちと裏腹に高まり始める体。
滲みだしていた。
気がつけば、ショーツの位置が太股に移っている。
必死に絶えた。
そして、気づいた。
触り方の拙さに。
とても信じられないことに、高校生が触っていたのだから。
焦りを隠せずに周囲を見ると、高校生が取り囲んでいるではないか。
何やらAV男優が高校生達に耳打ちをしている。
すると数人の手が体をまさぐり始めた。
触れる手を引き剥がしては、別の手を払い退ける。 胸を触る手に難儀していると、秘部に触れてきた。
到底、敵わなかった。
シャツのボタンはいつの間にか解かれ、縦横無尽に這い回る手にブラジャーを押し上げられていた。
秘部に触れる手は指が膣の中へ、クリトリスをこね繰り出している。
屈辱だった。よりにもよってこんな子供達に。
否が応にも、無理矢理だろうが体が勝手に反応していた。
一人がシャツの前を開いて乳首をむしゃぶりだす。押し退けようとしが、体のバランスが崩れる。
別の一人がショーツを足から引き抜いていた。
後の一人に背中を支えられ、足下の一人が片足を肩に担いでクリトリスにむしゃぶりだしていた。
どうにもならなかった。
あまりにも強引なのだ。
容赦のない暴力的な快感。
無知な子供らしく、剥き出しにしたクリトリスを最初から一心不乱に舐め続けるのだから質が悪い。
苦痛と快感が入り交じり、度々痙攣させられるのだ。
強く乳首が吸われて痛みに耐え、舌で転がらされて甘い快感に酔う。
後から膣を掻き回す指には翻弄された。
しつこい抜き差しをいつまでも止めないのだ。
口を塞がれて、まともな声を出せない。
腰が何度も跳ね上がり、痙攣した。
抱き起こされて前の子に抱き抱えられると、後から挿入されていた。
全速力のインサート。
頭を振りかぶって強烈な快感を拡散しようとしても、無駄だった。
もう、どうしようもなく気持がよかった。
引き抜かれると、内腿に生暖かい精液が伝い落ちていく。
次が入ってきた。
いいのだ。ただひたすらに気持ちいい。
打ち付けられる衝撃に揺れる体を支える前の子もまた、一緒に揺れている。
崩れ落ちそうになる腰を強く持ち上げられて、つま先立になっていた。
強く突き上げられ動きが止まると、抜かれたそばから精液が流れ出る。
体を支える前の子が片膝を持ち上げた。
首に掴まると下腹部にあった存在感が、中へと移っていく。
唇を求められ、踊る舌を迎え入れていた。
息が苦しくて顔を背けしがみつく。
下腹部を激しく突き上げられていく。
体力がないのか、続かない。
車両の連結部に近い位置に居たことがよかったのか、どうか。
異様な雰囲気に座っていた人が移動していった。
お誂え向きに仰向けにされると、嬉々として正常位でインサートが開始される。
力強い突き上げに最奥部に鈍痛を覚えて息が詰まった。
やっと終わったと思っても、また次が挿入される。
いくらかの経験があるのか、割りと上手な子なのかもしれない。
いや、上手だった。
こちらの反応を伺いながら調整している。
止めて、早く終わってよ…。
願いは虚しく、どんどん上り詰めていく。
お世辞を抜きにしても、本当によかったのだ。
どうしてこんな子供に…。
最後の最後で高校生に感じさせられていく。
駄目だった。
巧みな腰の使い方に体が翻弄されていく。
突かれる度、後退する度に高まっていく。
もっと…もっとよ
無意識に要求していた。
力任せとは違う種類、女を酔わせるストロークだった。
深く浅く、反応を強く見せたポイントを執拗に往き来する。
高まりをに気づくと、ほどよい勢いで奥を突いてくる。
しがみついていた。
耳元で喘ぐ女の声に力を得たように、短いストロークに切り替わる。
高校生の体の下で身を捩り仰け反らせ、痙攣をしては収まると再開後する。
子供なのに…まだ高校生なのに…主人より…
後で自己嫌悪することは分かっていた。
……でも
今は、今だけは背徳感に追われても快感に包まれていたかった。
女の業。
女に生まれたからには、女の特権を味わう時に、女の歓びを堪能しないわけにはいかない。
生まれて初めて経験する、持続する本当の快感に酔っていた。
イキそうでイカせて貰えない。
そうかと思えば一気に上り詰めさせられ…また柔らかな快感が始まる。
この子が誰で何者であっても、今はどうでもいい。
離れたくなかった。
また、その時がきた。
その子の下で形容し難い幸せに、体が痙攣を始める。
脳まで快感に酔いしれ、心が涎を垂らしていた。
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