持続力は問題なさそうと。
聞いてるよ、なかなかやるみたいじゃない?
どうかな、今度の撮影に試験として参加してみない?
そうそう、この間のあの女性となんだけど。
じゃ、来月の◯日に来てください。
ある無名の男性が面接を受けていた。その最中も勃起が止まらなかった。
それでですねぇ、今度の撮影は◯日なんで、お願いします。
あっそうだ、また新人さんが来ると思いますから。貴女と相性がいいんじゃないかなぁ。
そう言われても困る。
私にも私生活がある。
セックスは気持ちがいいけれど、嫌悪感は未だ消えることはない。
相性がいい?冗談でも止めて欲しかった。
久しぶりにスタジオでの撮影だと聞いていた。
インタビュー方式。
この業界に切り込んだ話を、ジャーナリストに話さなければならない。
対面する相手が女性だったので、びっくりした。
同姓だから話しやすい面があるが、逆に聞かれたくないこともある。
この話を受けるにあたり、プロダクションは条件を出していた。
このインタビューそのものを作品にするというものだ。
露骨なものでなければと、話は成立した。
インタビューは椅子に座る形で始まった。
予想の通り話しやすく、大胆な事柄にも話が及んだ。
その際にジャーナリスト自身も自分はこうで、ああだと赤裸々に話して聞かせてくれるので、聞き出し上手だと思った。女のことは、女自身がよく知っているのだ。
マントが用意された。
楽しかった会談が、自分だけ気が重くなる。
顔をマスクで隠した男優が現れた。二人でマントを潜ると会談が再開となった。
マントの中で衣服が剥がされ、脱け殻が外に吐き出された。
女性ジャーナリストは…
いよいよ始まるのだなと、興味半分、仕事半分に身構えた。
【体力的にはどうですか?
体力の消耗は激しいですけど、陸上をしていたので。
【スタイルの維持に気おつることは?
特にはありませんけど…ンッ…え~とん~ンッ
後から回された手が乳房を揉みほぐし、敏感になった乳首に悪戯をしていた。
非現実的な蠢きを目の当たりにして、内心の動揺を見せないくらい場数を踏んいるジャーナリストは質問を続ける。
【苦手なことは何ですか?
う~ん苦手なこと…やっぱり恥ずかしいことです
それを聞いた男優が仰向けに寝転び、顔の上に女を座らせた。
マントに隠れて見えないが、顔隠すマスクを脱いでいることは予想がつく。
途端に女の様子が変わる。
体をくねらせ、耐え忍ぶかのような表情が浮かぶ。
チュ~ッジュバッジュッジュッジュルルッ
聞いたことのない下品な音が響き渡る。
明らかな羞恥心に顔を背ける女。
それからはインタビューの記憶が断片的にしか覚えていない。
特殊な状態とはいえ、男女の営みを間近で見ることに、ある意味ショックを受けていた。
ある段階から羞恥が消え失せ、快感に飲み込まれてゆく様をまざまざと見せられたのだ。
こちらが出した条件だったが自ら破り、マントの裾を持ち上げてしまった。
男優が秘部を舐め回していた。明るくなったことに気づいた男優は、秘部を広げ剥き出して見せた。 わざわざ頭を横に退けてクリトリスを見せたのだ。艶々としたピンク色が、今でも目に焼きついている。
そこに口をつけた。
湿り気を帯びた小さな音が聞こえ始め、ビクンッビクンッ体を反応させる女。ついさっきまで親しげに会話をしていた相手が、快感に身を震わせているのだ。
生々しかった。
やがて限界を迎えたのか、激しい痙攣が襲っている。
下腹部が収縮するのを認識せざるを得ない。
ふと、自分の下着が不快になっていることに気づく。
濡れていた。
女を仰向けにする。
マントを下げた。
ギリギリしか見えないようにする配慮。
目で訴えると胸まで露出してくれた。
同姓から見ても、綺麗だと思った。
見事なプロポーションを凌辱していく。
乳房を掴み、乳首に口をつけた。
首筋から鳩尾、下腹部へと愛撫が下る。
膝を持ち上げ秘部を攻め立て始めると、歓喜の声が女の口から漏れ始めた。
すると女が起き上がり、男優のぺニスを露にした。脈打つものを躊躇なく口に収納すると、愛しそうに上下させては舐め回す。
女が寝転び男優を誘った。
あんなに立派なぺニスが、呆気なく消えた。
無数の糸を引きながら艶のある姿で現れては、また消えていく。
汚ないと思った。
でも、目を離せない。
出し入れがされる度にまとわりついて、醜く下品に潰れていた。
女は恍惚な世界に漂い、快感に支配されていく。
女性ジャーナリストは…無意識に自らの乳房に手を置いていた。
片手をスカートに入れ、指は秘部に触れてる。
堪らなかった。
まさか自分が飲み込まれるなんて、思いもしなかった。
目の前で繰り広げられるセックスに夢中になる。
ふと、自分の肩に誰かの手が触れていた。
引き締まった体の男優らしき男性。
30分前なら間違いなく振り払っていた。
膝間つき、脚をゆっくり開かれていくのを他人事のように見つめる。
現実感がないのだ。
ショーツが引き抜かれていく。
気色の悪い舌の感触に払い除ける前に、体に電流が走った。
こんなに…こんなの無理
拒否する間がなく次々に電流が走る。
慌てふためいて悶え、喘ぐことしかできなかった。圧倒的で強烈な快感に押し切られ、痙攣に襲われていた。
大きかった。
こんな物、絶対に入らない!
拒絶する前に軽い痛みを覚え、飲み込んでいた。
圧迫感に気持ち悪くなりそうになる。
動かれる度に苦しくて、苦痛しかない。
やっ…やめて…もういいっ…
だけど不思議にある感覚が混じりだした。
それは次第に濃度を増してゆく。
甘くとろけそうな感覚。
ゆっくりと丁寧に、優しいピストンが続く。
服がたくし上げられ、いつの間にか乳首を転がされていた。
こんなの…気持ちいい
溶けそうな快感を味わうジャーナリストの向こうでは、女が狂わんばかりに悶えていた。
既に結合部からは一度めの精液が漏れ出している。
ジュップジュップと出し入れの度に、営みの証しが主張している。
一人の女が快感に狂い、もう一人の女が快感に酔いしれるカオス。
これでまた、一人の女がこちら側に飲み込まれていくのだった。
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