出て行ったマユミと入れ替わるように、加奈子が飛び込んできた。
陸に思いきり抱きついて、子供のように泣きじゃくる。
「陸、ゴメンね、、、陸、ごめんなさい、、、」
俺が全部悪いのに加奈子は何度も謝っていた。
演技ではないことはわかっている。
心から俺を愛している加奈子。
他の男とのセックスに溺れてしまう加奈子。
そんな自分を許せない加奈子。
全部本当の加奈子なのだ。
もう自分はそんな加奈子を愛することが出来ない。
でも、そんな加奈子を、あの人の面影がある加奈子を突き放すことが出来ない。
「陸、お願い、捨てないで、、、彼女に戻りたいなんて言わないから、、、セックスだけの女でいい、、、性欲処理の女でもいい、、、陸の奴隷になるから、陸の言うことは何でもきくから、、、少しだけでも陸のそばにいたい、、、もう絶対に陸を裏切ったりしないから、、、」
いいや、加奈子はまたいつか他の男に抱かれるだろう。
加奈子は意識をしなくても、いろんな男を引きつけてしまう。
そして、同じく無意識のうちに男を求めてしまう。
「わかった、、、」
陸はやはり加奈子を突き放すことが出来なかった。
加奈子は時々訪ねてくるようになった。
食事を作ってあげたいといって、手料理を振る舞ってくれるようになった。
加奈子の手料理はびっくりするほど美味しかった。
そして加奈子は淫らに挑発して、陸どのセックスを貪欲に求めた。
そんな中、ヤマトから陸さえよければ、加奈子と真面目に交際したいと申し出があった。
ヤマトは本気だった。
女慣れしたヤマトが本気で加奈子の女としての魅力に魅了されたようだ。
加奈子は陸じゃないとイヤだと言って、即座に拒んでいた。
でも、こんなことを言いながら、加奈子は心の中では満更でもないことを陸は見抜いていた。
加奈子はヤマトに魅力を感じている。
あんなにセックスでイカされたんだ。
陸はセックスの最中に加奈子をそそのかしてみた。
初めは絶対にイヤと拒否していた加奈子が
、二人きりでするのはイヤだけど、陸が一緒ならいいと口にするようになった。
そして一度でいいから、陸とヤマトの二人に思いきり責められたいと口走るようになった。
陸のをしゃぶりながら、思いきりヤマトにバックから突いて欲しいと言いながら、激しく登りつめていた。
ふだんよりも、ずっと激しく乱れ、大きな声で叫びながら、絶頂していた。
つづく
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