加奈子は校庭の片隅のベンチに腰掛け、陸の帰りを待っていた。
参考書をひろげ、勉強に集中していた。
加奈子は日も暮れかけ、薄寒さを感じて周りを見渡す。
あんなに学生たちがいた校庭は、いつの間にか人影がまったく見えなくなっていた。
図書室に移動しようと片付けをしていると、ふと目の前に男が立っていた。
「よう、加奈子ちゃん、、久しぶり、、、」
金パツにピアスをした男だった。
だれ、この人?
男の後ろにいる東がいるのを見てふと思い出す。
最近まで付き合っていた東の先輩にあたる大学生だ。
一段とだけ会ったことがある。
なんなんだろう、この人、、勝手に校庭に入ってきて、、、
加奈子は不安と同時にイヤな予感がした。
「相変わらず、カワイイねえ、、、」
いやらしい目つきで、加奈子の胸を、そして全身を舐めるように見つめている。
危険な匂いがした。
加奈子は相手にしないで、立ち上がると黙ってその場を去ろうとした。
「カワイイ顔して、、加奈子ちゃん、、ヤリマンなんだってね、、、」
キッと男を睨み言い返す。
「何言って、、あっ、、、」
最後まで言うことが出来なかった。
いつの間にか後ろにまわり込んでいた東に口を塞がれ、躰を押さえつけられていた。
男が加奈子の脚を抱え上げ、校庭の片隅にある用具室に引きずり込もうとしていた。
「ううっ、、んんっ、、、ん、ん!」
(やめて、誰か、、、)
口を塞がれ声を出せない。
「早くしろ、、こっちだ、、、」
床に押し付けられ、男が覆い被さってきた。
一瞬、東の手が加奈子の口から離れた。
「ギャーッ!やめて!誰か、助けて!」
「うるせえ!このアマ!」
男が思いきり加奈子の頬を殴る。
一瞬、意識が飛びそうになり、生暖かいものが鼻の奥から流れ出るのを感じる。
男は加奈子の口にハンカチを押し込んだ。
「東、ちゃんと押さえてろ!俺がヤッたら、お前にもやらせてやる、、、」
おぞましい男の言葉に、加奈子の躰はすくみあがる。
口の中のハンカチのせいで声が出せない。
東はこんな男だったんだ。
こんなクズの男にわたしは、、、
イヤだ、絶対に、、、こんな男たちになんか、、、
加奈子は必死になって抵抗した。
押さえられた手足を必死にばたつかせる。
「もう諦めろ、誰も助けになんかこねえ!」
男が制服のブラウスを引き裂いた。
(イヤーッ!)
続けざまにブラジャーを引きちぎる。
(ダメー!もうやめて!)
男が醜く顔を歪め、息を荒くして、剥き出しになった加奈子の乳房を食い入るように見つめていた。
「ううっ、ゴクッ、、、」
男は音を立ててツバを飲み込んだ。
「ス、スゲェ、、、スゲェ躰だ、、、」
男は加奈子の豊満な乳房を荒々しく揉みながら、舌を這わせてきた。
穢らわしい唾液を撒き散らし、これでもかと言わんばかりに乳房を舐めシャブった。
そして乳首をちぎれんばかりに吸い上げる。
(ヒイィィ、、イヤだ、気持ち悪い、、、陸、助けて、、、)
「スゲェ胸してやがる、、、加奈子、乳首が硬くなってるぞ、、、ヘヘッ、、感じてきたのか?」
(違う!そんなのウソ!)
「お前のカラダ、、、最高だ、、俺のオンナにしてやる、、、」
執拗に胸への愛撫を続け、乳首に歯を立てる。
(痛い!やだ!こんな男に、、、ヤダ、ヤダ、ヤダ、ヤダ!)
つづく
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