しばらくすると陸から電話があった。
「加奈子どうした?山吹さんが加奈子が帰ったって、、、具合でも悪いのか?何かあったのか?」
陸はレナに話を聞いたのだろうか?
「ううん、なんでもない、、、、、陸、、、わたし達、別れよう、、、」
わたし、何を言っているの?本当に陸と別れたくないのに、、、
「えっ、どうして、、、どうして急にそんなこと、、、」
「わたし、もうこれ以上、陸を苦しめたくない、、、」
「こんなことない、俺、苦しんでなんかいない、、、」
「わたしが苦しいの、、、陸といるとわたし、、、すごく苦しい、、、」
こんなことないよ、、、
本当は陸といられるだけで幸せだよ、、、
「、、、、そんな、、、、、」
俺は加奈子を苦しめていたのか?
「、、、、、、、わか、、った、、、」
「さようなら、、陸、、、」
「、、、、、、、、」
わたしは電話を切った。
全部終わった。
涙がボロボロとこぼれた。
あれ、、、泣かなくても涙はこぼれるんだ。
わたしは気づいていなかった。
わたしは泣いていた。
わたしは涙が体の中にこんなにあることを初めて知った。
学校で顔を合わせても、全く言葉を交わさない。
わたし達はお互いに避け合うようになっていた。
とても辛い。
でも今更友達に戻るのはもっと辛い。
陸もきっとそう感じていると思う。
陸がレナと交際しているという噂が広まっていた。
予想はしていたが思った以上のショックを感じてしまう。
あの女と楽しげにデートする陸。
あの陸があの女とセックスしている。
さすがのレナも陸のセックスに驚き、きっと夢中になって、陸に溺れていくに違いない。
あの高慢ちきな女が陸の前に跪き、かしづくように、陸の大きな性器にフェラチオを捧げる姿が目に浮かぶ。
陸の反り返ったカリデカの男根を自らむかい入れ、わたしより大きな胸を自慢げに見せつけながら、激しく交わる二人。
お互いの名前を呼び合いながら絶頂の言葉を叫び、思いきり同時に果てる二人。
自分の中に直接出された大量のザーメンと今まで経験したことのない爆発的なオルガ、、、二人はお互いの体に夢中になって更に求め合う。
悔しくて、辛い、、、胸がすごく苦しい、、、
わたしの心はどんどん虚ろになっていく。
つづく
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