わたし達は仲間に二人が再び交際を始めたことを伝えた。
みんなは祝福してくれた。
「そんな気がしてた、、、だって加奈子、益々キレイになったし、雰囲気が変わって、大人っぽくなったっていうか、、、とにかくいい感じになったなって、、、もう別れたりしたらダメだよ、、、二人はお似合いなんだから、、、」
七海はそう言って祝福してくれた。
微笑みながら、よかったねと言ってくれた凪を追いかけ、二人で話をした。
「凪、、ごめんね、わたし、、、」
「いいの、気にしないで、、、陸が選んだことだもの、、、わたしは祝福する、、、」
凪はやっぱり優しい、、、そして、強い、、、
「わたし、凪がうらやましい、、、」
「わたしがうらやましい?」
「だって、すごい美人だし、みんなに慕われてるし、、、陸だって凪のこと一番信じてる、誰よりも信頼出来る親友だって、、、」
「わたしは加奈子がうらやましい、、、どう?加奈子がそう言うなら、わたし達、入れ代わろうか?」
「えっ、それは、、、」
恋人と親友の立場を入れ代わる、、、
わたしはやっぱり陸の恋人でいたい、、、
「ごめんなさい、、凪、、、」
わたしって、やっぱり薄っぺらだ、、、
「ううん、加奈子、わたし達も親友だよ、、、」
やっぱり凪はすごい、、、
わたしなんか及びもつかない、、、
つづく
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