陸は立て続けに加奈子を責め続けた。
三度加奈子の中に連続して果てていた。
加奈子は何度も激しく絶頂し、躰がバラバラにされてしまうと思うほどの快楽を陸に与えられていた。
陸って本当にスゴい、まだ二回目なのに、、、
わたしをこんなに狂わせて、、、
わたしが相手だからという気持ちもある。
それもすごく嬉しい。
陸って、ひょっとして性剛っていうやつ?
絶対に秘密にしないと、、、
今より女が寄ってきちゃう、、、
そんなのイヤだ。
今でもイヤなのに、、、
それにあの女、、、あの女だって、こんな陸に一度でも抱かれたら、、、
思わず身震いしてしまう。
でも陸の本当の気持ちをもっとよく知りたい。
「ねえ、、陸、、、本当に山吹さんでなくて、わたしでいいの?」
「あたりまえだろう、、、加奈子の方がずっといい、、、」
「嬉しい、、すごく嬉しいよ、陸、、、」
「それに彼女、どこまで本気なのかな?まあ、冗談の部分もあると思うし、、、」
いや、あの人は絶対に本気だ。
わたしにはよくわかる。
陸だって本当はわかっているはずだ。
「俺、山吹さんて、あんな感じの人だとは思っていなかった、、、ちょっと苦手だな、、、」
「どんなふうに?」
「なんか、突き刺さってくるというか、、、自信に溢れていて、、、まさに突きっていう感じかな、、、」
陸も少し怖いって言ってた、、、
でも安心は出来ない。
それも含めてすべて彼女の手かも知れないからだ。
「ねえ、、彼女の胸、大きいの気づいてた?」
「えっ、、、うん、なんとなく、、、自分でも自信あるって言ってし、、、なんか、胸を押し付けてきたり、、、」
「えっ、そんなことあったの?」
「うん、、歩いているとき、、、まあ偶然かも知れないけど、、、」
「それ、偶然じゃないよ、、絶対に、、、」
わたしも陸にしたからよくわかる。
会場でもあんなにボディタッチしていたし、間違いない。
「彼女、きっとわたしぐらい、、、いや、わたしより大きいと思う、、、なんとなくわかる、、、」
制服をさもキツそうに押し上げていた存在感のある、あの胸、、、
整った美しい顔立ちに、男を誘惑するようなあの瞳。
陸を信じているのに、どうしても不安になってしまう。
つづく
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