「ほら、何が欲しいんや」
男が右手で私の両頬を掴みながら言う。
「おまんこにちんぽほしい」
絶頂の甘い余韻で息も絶え絶えな私は、
まるで夢遊病者のような口調で答えた。
答えを聞いた男は、
歯を剥き出しにして嗜虐的に微笑むと、
正常位で男のド迫力を挿入しはじめた。
「あ・・・、あっ・・・あっ」
ただ入ってくるだけで軽い絶頂を迎えてしまった。
身体が攣縮して、
子宮からは多幸感が溢れ出る。
「堪え性のない女やなぁ」
男はそう言いながら、
男のド迫力を最奥に押し付けてくる。
私はそれが只々嬉しくて、
膣肉をきつく締め付けた。
「膣ハグしとるやんけ。え?今日は容赦せぇへんで」
私の被虐心が悦ぶ一言とともに
男のド迫力が強く引かれる。
男ははじめからフルスロットルだ。
私は一突き一絶頂の勢いで、
あらゆる清音に濁音をつけて喘ぎまくっていた。
獣になった私が求めるのは男そのもので、
もう男のド迫力だけでは物足りない。
精子も唾液も髪の毛も爪の垢も何もかも欲しい。
そう思って男のうなじに両手をかけると、
口元に強く引き寄せ口づけをした。
「ん゛ン、はぁ、ん゛っン゛!」
お互いを捕食し合うように
激しく舌と吐息を絡ませ、
口をまぐあわせる。
男の口内から唾液を注がれれば、
それらはすべて飲み込み、
高揚のまま男の右手に指を絡める。
男も返事をするように指を絡め、
大きく分厚い男の手と指が、
私の指と指の間をギチギチに広げていく。
焼けるような痛みもあったが
それも一瞬のことで、
済めば誰よりも馴染んだ。
この男の手を握る為に生まれてきたような気さえする。
男との繋がりをより強固にすると、
今度は男と同化したくなった。
余った手と両脚を男の後背に回して
ホールドすると、察しのいい男は、
私に身体を預けてくれた。
男の身体の重みと温かみを全身に感じる。
肌と肌は肌理までピッチリ合わさって、
余す所なく男と1つになっているのが分かった。
本能レベルで求める男と同化できた悦びは、
身体以外で形容できるものはなく、
身体は熱く、肌は紅潮し、
あらゆる箇所で力の限り男をきつく締め付ける。
それでも逞しい男の身体は躍動をやめず、
目的を遂げる為に動き続ける。
「おらっ、そろそろ出すで!しこたま出すから覚悟しぃや!」
荒ぶる息のまま男が言った。
「出して!全部っ!全部欲しいの!!」
どこからか聞こえるバイブ音を
かき消すように叫んだ。
その瞬間、
子宮から未曾有の熱と快楽が奔流し、全身を貫いた。
骨の髄まで甘美に痺れ、
身体はまるで全身が膣になったかのように
男に絡み付き、繰り返し強く強く男を締め付ける。
男はそれをものともせず男のド迫力を膨張させ、
堰を切ったように射精を始めた。
その勢いと量たるや尋常ではなく、
熱い精液が瞬く間に子宮の隅々に行き渡っていく。
溢れ出すかに思えたが、
ピッタリ噛み合った私と男の股ぐらは、
お互いが栓となって一分の精液も漏らさない。
ありえない射精量は私の子宮を押し広げ、
すべて出し切った時には
その形をすっかり男仕様に変えてしまった。
「子宮(なか)変わっちゃった」
主がいなくなった膣から、
精液が溢れないように手で押さえながら言った。
「ほな姉ちゃんはもう俺のもんやな。ほれ」
男が私の隣に来て仰向けになった。
意味する所を理解した私は言う。
「お掃除したら出ちゃう」
「また出したるわ。種無しでも孕むくらい」
明るい調子の男に微笑みだけ返すと、
股間から精液をぼたぼた滴らせて
下腹部に向かった。
だらんとした男のド迫力は、
テカテカと光っている。
それを手に取り舌先で舐め上げて頬張ると、
愛しい味がして、子宮がキュンとする。
「お掃除だけ?」
甘えた口調で聞いた後、
男のド迫力を根元まで咥えて扱く。
男から返事はない。
その代わり、男のド迫力が脈打って
見る見るうちに固くなっていく。
胸がときめいて口を開けると、
バネ仕掛けの様に反り返る男のド迫力が現れた。
「孕ませて」
微笑みながら男のド迫力に跨ると、
どこかで鳴るバイブ音も無視して
男との交尾に惑溺していった。
私はもう戻れない。
~了~
※元投稿はこちら >>