「んんっ、はぁ、もっと、んんっ」
彼のベッドの上で、
私は熱く激しく口づけを交わしていた。
相手は男だ。
彼と男にメッセージを送って、
返ってきたのは男だけだった。
彼の部屋に誘われた男は、
私をベッドに押し倒すと、
服も下着も剥ぎ、左手で
両手首を縛り上げるようにして押さえつけてきた。
そのまま口づけをされて、
空いた手で胸まで揉まれると、
欲張りな雌の性が疼いて、
私の舌が柔く妖艶に男の舌を絡め取る。
目を瞑れば、
暗がりに残るのはいやらしい粘着音だけで、
息継ぎするたびに首筋に男の熱い吐息がかかる。
その吐息にうっとりして目を開けると、
薄暗い部屋に雄の激情を灯した瞳が爛々とし、
その瞳で見つめられると今しか考えられなくなる。
「つけて、キスマーク。お願い」
情欲に任せて男にねだると、
男は何も言わず私の胸元から肢体を
貪りちぎっていく。
南下していく心地良い痛みは、
私の身体の履歴を上書きしていった。
痴漢から解放された安心感と、
彼と言う存在がありながら、
男の我が物にされる背徳感で身が捩れる。
「欲しい」
「まだや」
男はせがむ私にノーをつきつけ、
舌先でクリトリスをなぞった。
「ああん!」
ザラっとしているようで滑らかな
不思議な感触に腰が浮く。
舌先の動きは次第に速くなり、
それに合わせて私の腰が
ベッドシーツを乱していく。
「やだやだやだ、やばい!あっ、欲しいっ!お願い」
執拗な一点責めに嬉しい悲鳴をあげた。
しかし、男からは何もなく、
返事の代わりに太い指が膣に差し込まれる。
ゆっくり差し込まれた太い指は、
迷わず私と男しか知らないポイントを責め始めた。
熾烈な舌と指の挟撃で、股間から尻穴に
熱い愛液が止めどなく垂れ落ち、
信じられないくらい下品な水音が響く。
「気持ちいいっ!だめっ、やだっ!いっちゃうっっっ」
理性は消え失せ、
ただ喘ぐだけの雌になった私は、
愛液を撒き散らしながら絶頂した。
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