しかし、残り時間が少ないから体を洗って貰いながら、
「オジサン、夜家族風呂予約しようよ。時間気にしながらしても楽しくないし。」
「そうだな、妻は早寝だし、そうしよう。」
「ヤッター。じゃあ晩御飯、沢山食べないと。うふふ。」
彼女に手で抜いて貰い、風呂を出た。
楽しい晩御飯だった。家は子供がいないから、妻もご機嫌だった。
「あなた、今年卒業ね。これからどうするの?」
「私は就職します。今回やっと優勝したけど、オリンピック組が不在だったからなの。実は大学はレギュラーでも世界レベルではないかね。」
「そうなんだ。でも優勝は優勝だよ。もう一度乾杯だ。」
彼女は泣いて喜んだ。
「あなた。彼女いい子ね。そうだ!あなた地方組よね、部屋代も大変だから家に下宿したらどう。ただでもいいけど、それだとあなたのご両親が怪しむから少しだけ貰い賄い付き。どうかしら。」
彼女は号泣して、
「オジサン私幸せ。奥さんありがとう。実は就職先あのスポーツクラブです。」
「貴方、私が寝た後、彼女とまた家族風呂行くんでしょ。お風呂でお祝いしてあげなさい。」
「奥さん凄い。オジサン、私達絶対隠し事無理ね。」
3人は大爆笑した。
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