幼稚園では、おすな遊びってあるでしょう?
女の子の制服は、ミニスカートですよねぇ?
僕の前に真理恵ちゃんが、座り込みます。
かわいいキャラクターのパンツが、丸見えです。
右側には、吉子ちゃんも座り込みます。
真っ白な普通のパンツです。
たまに左側にも女の子が、座り込みます。
やはり真っ白なパンツ丸見えです。
僕の世代は、女の子が、多いんです?
幼稚園のクラスの男の子は、5人です。
女の子は、15人だった。
だからボーイフレンドの争奪戦は、かなり凄く激しい。
朝と同じように真理恵ちゃんと吉子ちゃんと手を繋ぎ帰ります。
幼稚園の出来事を母親に、話す。
話し終わる頃には、吉子ちゃんが、来ます。
吉子ちゃんの家庭は、不動産さんだからといって、家には、誰も居なくなっちゃう時が、多いんです。
だから僕のおうちに遊びに来ます。
「お母さんこんにちは」って、吉子ちゃんが、挨拶します。
母親も、この挨拶が、お気に入りです。
「勇治は、二階の部屋よ。
あの子疲れて寝てるかもしれないから、おやつの時間って、起こしてくれる。」って、頼むらしい。
「ちょい、ちょい」って、誰かが、頬をつつく。
「う~ん、ウッ」って、吉子ちゃんの顔が、目の前にあります。
「ガバッ」って、飛び起きた。
「ごっつん」って、吉子ちゃんとぶつかった。
そのはずみで、吉子ちゃんの唇と僕の唇が、ぶつかった。
「あっ(*´∀`*)ポッ」って吉子ちゃんが、真っ赤になった。
僕は、ぶつかった事しか見えていない。
この時は、二人の初めてのチュウですよ。
後々吉子ちゃんに、言われた。
「お母さんがおやつの時間ですよ。」って言っている。
「あっ、うん、わかった。」って、僕は下のリビングに行く為に、立ち上がる。
吉子ちゃんは、ベッドの脇にペタンと座ってる。
吉子ちゃんは、普段着は、かわいいミニスカートです。
座り込みの為キャラクターパンツ丸見えです。
当時の女の子達は、皆キャラクターのパンツだった。
僕は、見ている感覚はなかったんだけども、吉子ちゃんは、「あっ、いやぁ、もう」って、僕の頬を、バチ~んと叩かれた。
はぁ?
何で僕は、ぶたれる?
「いたぁ~あ、吉子ちゃん何するの?」って、頬を、擦りながら聞いた。
「もう、私帰る。」って、吉子ちゃんは階段をかけ降りた。
「お母さんまたね。」って、帰ってしまいました。
母親が、階段を上がり部屋に来た。
「勇治どうしたの?
吉子ちゃんは、真っ赤になって帰ってしまいましたよ。
何があったの?」って聞かれた。
「わからない?
いきなりぶたれたよ。」って頬には、手のひらの後です。
「あらあら、かなり強くぶたれたわねぇ?
吉子ちゃんに、何したの?
女の子が、こんな強くぶつって、理由があるのよ。」って母親に聞かれた。
「わからないよ。
いきなりぶたれたよ。」って、出来事は、言わなかった。
その夜に母親どおしが、電話していました。
最初は、怒り気味の母親が、「あっさり、それは、吉子ちゃんの方が、驚きとショックねぇ」って、誤っていました。
次の日は、待ち合わせ所には、吉子ちゃんが来なかった。
帰宅して母親に、「吉子ちゃんが、今日お休みだったよ。」って、言いました。
「あらら、かなりのショックねぇ?
勇治は、これを、持って吉子ちゃんに、昨日は、ごめんなさい」って謝って来なさい。
シュウクリームの入った箱を、持たせて吉子ちゃんのおうちに行かせられた。
えっ、何で?
わけわからず吉子ちゃんのおうちに着いた。
「こんにちは」って、お店から入りました。
「おぅ、勇治君大きくなったなぁ。」
お父さんが、お店で、書類を見ていた。
「おーい、母さん」って、声で、お母さんが出て来た。
「吉子ちゃんの病気大丈夫ですか?」って、心配顔で、話した。
「あらぁ、お見舞いに来てくれたの?
吉子、勇治君来たよ。」って、言いました。
奥から吉子ちゃんが、出て来た。
離れてぎろって、凄い目付きで睨まれた。
「あっ、これ、昨日は、ごめんなさい。」って謝りました。
またジロリって、睨み付けられた。
お母さんが、箱を、受け取り「勇治君まぁ、お入りなさい。」って、リビングに招かれた。
吉子ちゃんが、腹を「ちょいちょい」ってつつく。
「ちょっとだけお話あるから、部屋。」って、普段と違い強気です。
吉子ちゃんの部屋に入った。
「勇治君昨日の事謝るの?」って聞かれた。
母親に言われた通りに、「ごめんなさい。」って謝りました。
「今更謝れても、ダメです。
責任を取っていただきます。」って、凄く顔の前に近づきました。
迫られた圧力は、凄い。
「えっ、責任?何か?」って、鈍感な僕です。
「まだわからないみたいねぇ?
許して欲しいんでしょ?」って聞かれた。
「うん、ごめんなさい。」って謝りました。
「じゃあ、もう私が、勇治君のお嫁さんに決まりよ。
浮気したら?」って、手を振り上げてる。
ここは、逆らわない方が、よい。
「ハイ、えっ、お嫁さん?」って、幼稚園児ながら焦った。
まだまだ将来的な事は、わからない。
しかし吉子ちゃんの気迫は、怖い。
「ハイって、答えたよ。
約束したからね。」って、「チュウ」ってキスされた。
えっ、ありやぁ?、なんだ?
またしても、僕ははてなマークばかりです。
唖然としていました。
「おやつの時間ですよ。
勇治君から頂きのケーキを頂きましょうねぇ」って言われた。
リビングに家族が集まりました。
お父さんとお母さんが隣り合わせで、僕と吉子ちゃんも隣り合わせです。
もう吉子ちゃんは、ニコニコしていました。
「いつしかこの家族の光景が、うふふ」って、呟く。
お父さんが、「吉子は、元気になったなぁ?
やはり勇治君のおかげだ。
これからも、吉頼むぞ」って言われた。
「はあ~ぁ」って、答える。
吉子ちゃんの家庭は、その時は長女の吉子ちゃんだけだったので、僕は、跡取り息子?
ご馳走様です。
「おじさん、おばさんそれではまた。」って挨拶した。
隣で、吉子ちゃんが、背中を「ちょいちょい」って、突き刺す。
「お父さんとお母さんでしょう?
もうしっかりしてよ。」って、両親には、見えない左手の「パンチ」を、食らった。
吉子ちゃんも、家に入りました。
「また明日幼稚園でね。」って、ウインクされた。
まぁ仲直りできたから、良しだった。
この後の出来事は、僕には、予測していなかった。
続く。
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