愛人関係は解消されたが、十分すぎる生活もあり、文子は元の愛人に義理立てをして、男を作らなかった。
文子のそこに隼人の指先が触れた時には、文子の体に電撃が走った感覚があった。
「文子さんを一目見た時から、こうなりたかったんです。」
隼人の甘美な言葉が文子の耳元で囁かれると、それを不思議と素直に受け止め、
余計に文子の体と心理を刺激してきた。
自然と文子の手も隼人の股間に伸び、ズボンの上から硬直しかけてきていたものを、軽く握っている。
隼人の指が文子の中に入ってくると、敏感な部分を探り当てるように動いた。
声を我慢できない文子の方から、隼人の口を覆うような激しいキスをし始めると、
完全に欲情した文子は自分の手を隼人のズボンの中に入れ、さらにパンツの中にも入れた。
とはいうものの、文子は隼人が二人目の男性になり、相手のペースがつかめない。
隼人がリードしてくれて、その流れに身を任せていたら、エクスタシーに達する時には、すべてを脱がされ、
ソファの上で四つん這いにされていた。
顔を上げたら、目の前に隼人が立っていて、自分の顔の前にいきり立つものが差し出されていた。
何も言われなくても、それを口に含んだ文子の尻や股間には隼人の手が伸びてきて、愛撫がされた。
息子がすぐ近くに寝る中で、それを忘れた文子の股間からは厭らしい音がし、ソファにはたくさんの愛液が垂れていた。
その間も隼人の甘美な言葉で文子が包まれ、久しぶりに女としての喜びも感じ、文子は隼人をさらに求めた。
「入れて。。。」
文子は隼人に向けて尻を突き出すと、焦らすこともなく、一気に隼人が入ってきた。
多少の間があると思っていた文子は不意を突かれて、ソファに頭を擦り付けてしまった。
隼人の手が両肩に伸びてきて、文子の子宮に隼人の亀頭がまるで擦り付けられている感じで、
嬌声を上げながらも、たまに悲鳴に似た声を文子は上げた。
さらに刺激するように、隼人はそのまま文子の上半身を持ち上げて、腰の動きを激しくした。
文子はエクスタシーに達したが、それを伝える余裕がないほど、隼人に突かれていた。
その動きは対面座位の体位に入れ替わるまで続き、文子の腰は痙攣し始めていた。
「す…すごい…」
文子はそれしか言うことが出来なかった。
隼人に与えられた快楽が文子を徐々に支配していった。
次第に、隼人に言われるがまま腰を動かし、それが自身にも快楽が与えられることであると分かると、余計に言いなりになった。
隼人がぐったりとソファに横たわる文子に放出するまで、どれくらいの時間が経ったのか、文子には分からなかった。
「もう一回する?」
隼人の問いに文子は頷いた。
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