教育実習が終わりちぃねえは地方の大学の下宿場へと帰っていった。
ちぃねえとの関係はあれから持つことはなかったが、勉強はそこそこ教えてくれた。
その甲斐もあってか、俺の成績はみるみる上昇しとりあえず高校に行けるぐらいの学力まで成長した。
「さぁて夏休み、中学最後の夏休みはどう過ごそうかな?でも、やっぱり勉強か、、、」
俺はそんなことを思いながら、カバンの中に勉強道具を詰め込み近くの図書館に向かった。
エアコンの電気代が高いから図書館で勉強してこいというのがお母さんの口癖だった。
確かにこの暑さでは家の中で勉強するなど出来はしなかった。
しぶしぶ図書館に向かった俺だったが、俺はここでも熱い夏を経験することとなった。
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