「真矢」(シンヤからマヤへ)(3)
私は、週末を湯川と一緒に過ごせることになり、嬉しさで気持ちが泡立った。
あの夜から、アナルセックスについて色々調べた。
受け入れる側は事前準備が大切なこと
そしてムダ毛を処理するのがエチケットであること
シャワーを浴びる前に、浣腸して、腸内を洗浄し、
脇、脚、そして股間の毛を剃った。
少しでも、彼に気に入られたい。
(気持ちが雌(メス)化している。)
待ち合わせ場所に行く時、初恋の時のように心がざわついていた。
先に待っていた彼を見つけた時、女子のように胸の前で手を振ってしまい、
自分の動作に驚き、恥ずかしくなってしまった。
まるで恋人に会ったときの女の子のようじゃないか、
私はどうなってしまったのだろう、いや、これからどうなってしまうのだろう?
レストランで軽くアルコールを飲みながら食事した。
今夜は湯川の住むマンションで過ごし、明日、彼の車で一泊二日の小旅行に行くことになった。
彼に促されて先に部屋に入った。
『カチャッ!』
彼が後から入り、部屋の鍵を閉める音がした。
「マヤ」
肩を掴まれ、引き寄せられる。
顔が迫ってくる。
私は、彼の背中に両腕を回し、目を瞑った。
唇が重なり、舌が入って来た、舌を絡め、唾液を啜りあう、貪るようなディープキス!
キスしたままの体勢で、彼が私のシャツのボタンを外していく。
シャツを脱がされて、上半身が裸になった。
ズボンのジッパーに手がかかり、下ろされる。
ズボンが脱げて、するりと足元に落ちた。
唇が離れて、首筋から舌が這ってゆく。
「マヤ、気持ちよかったら、我慢しないで声を出して。」
乳首を吸われた時
「あんっ。」気持ちよくて声が漏れてしまう。
「その調子、もっと可愛い声を聞かせて。」
甘い言葉が、私の雌(メス)の本性を呼び覚ましていく。
右の乳首を吸われながら、左乳首を指で摘ままれ捻られる。
「あぁーん。」
心が雌(メス)になっていく。
「あんっ、あぁ~ん。」
舌と手で体中を愛撫され、雌(メス)として興奮していく。
「可愛いパンツだよ。マヤによく合っている。」
この日のために新しく買った、小さなビキニパンツ
お尻の方からスルッと脱がされ、小さな布が足元に落ち、全裸になった。
「マヤのクリトリス、固くなっている。興奮してるんだね、可愛いよ。」
勃起したペニスを彼が口に含む、生暖かい感触
「あんっ。」
舌で亀頭を愛撫される。
「あぁんっ!」
ローションを塗った指が、ニュルッとアナルに入った。
「ぁん、あぁ~んっ!」
ペニスへの刺激と、前立腺への刺激で、快感が一気に高まる。
「あん、はぁん、あん、あぁ~んっ!」
ペニスの先からトローッと、液が溢れて来るのを感じる。
「うん、トコロテンしたね。マヤのラブジュース、美味しいよ。」
「はぁ~んっ。」
ペニスとアナルの2カ所責めで、甘痒い快感に腰が痺れたように麻痺し、膝に力が入らなくなる。
「あぁ~ん、気持ちよくて立ってられない。」
甘えた声で媚びる。
「ベッドに行こう。」
ヒョイと体を抱きかかえられ、部屋の端にあるクィーンサイズのベッドに下ろされた。
無防備な裸体を彼に晒す。
着ている物を手早く脱ぎ、彼も全裸になった。
(あぁーっ、今夜もめくるめくような快感に、雌(メス)として喜び狂うのね。)
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