俺は丁寧に仕事を教えた。その殆どはコピー取りや簡単な入力等だが、珠緒はちゃんと聞き真剣にやっていた。珠緒が「これってどうやるんですか?」と聞いてきた。俺はそれを受け取ると「これは過去の資料を参考にするといい」と言うと「過去の資料って…」と言った。俺は「ああ…ゴメン…初めてだったね…よし資料室行こう」と言って2人で資料室に行った。「ここに過去の資料がまとめてあるんだ…」と教えると「そうなんだ」と言って俺を見ていた。珠緒の俺を見つめる目にドキっとした。それを感じ取った珠緒は「今、ドキってしたでしょう?」と言い「今、2人きりだよ?」と言うと近づいてきた。「い、今、仕事中だぞ?」と焦りながら言うと「分かってるよ?」と言い「今Hするワケないじゃん…翔君の凄いんだし」と言ったがその顔は求めている時の顔だった。俺は「おいで…」と言った。珠緒はニコっと笑い体を寄せ顔を上げた。誰も居ない資料室で俺達はキスをした。唇を離すと珠緒が「ドキドキするね?」と言ってまた笑った。
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