彼女は持ってきたタオルで一通り濡れた箇所を拭き終わると、「新しいお飲物をお持ちしますね。」と言ってレジの方に向かっていった。
(おいおい、逸物が出っ放しだぞ)
僕は内心そんなことを言いながらも射精後の快感に酔いしれていた。
僕はズボンの中に逸物をしまい直すと、ファスナーをあげて彼女が来るのを待った。
「お待たせしました。」
そう言って彼女はコーラを机の上に置いた後一枚の紙切れを僕に手渡してくれた。
「クリーニングを出される時はここに連絡下さい。」
紙には彼女の名前と携帯電話番号が記されていた。
「そこまで、していただかなくても十分ですよ。」
僕がそういうのもつかの間、「これは会社の規則ですから。」と言って僕の手を握って紙を手のひらに収めさせた。
僕はさっさと食事を済ませて店内を出た。
駐車場に止めていた僕の愛車 TOYOTAのFJに乗り込んだ。
車内は春の日差しを受けて温度が上がっていた。
僕はエンジンをかけてエアコンで車内を冷やした。
通風口から出る風が心地よく、濡れたズボンが車内の温度と風でみるみる乾いていった。
彼女の迅速な処置のお陰でズボンのシミはほとんど目立たなかった。
僕はシートベルトをし、シフトレバーをDレンチに入れサイドブレーキを落としアクセルを踏んで車道に飛び出した。
※元投稿はこちら >>