リクライニングシートを元に戻し、ゆかりの方を向いて彼女の目を見つめた。
その瞳からは潤いが感じられた。
僕はゆかりに覆い被さるようになり、彼女の唇に自分の唇を重ねた。
ゆかりはそっと目を閉じて僕のキスを受け入れた。
だが、彼女は目を閉じて固まったままであった。
僕は唇を動かしこのようにするのだよと教えるかようにゆっくりとゆかりの唇を貪った。
ゆかりも同じように唇を動かし、口が半開きとなっていった。
その口からはかすかに喘ぎ声と感じるような可愛らしい声が漏れはじめていた。
「あっ、、、あっ、、、あっ、、、」
半開きとなったゆかりの口に舌をねじ込んでいき彼女の舌先を僕の舌先でチロチロと舐めはじめた。
「んんっ、、、あっ、、、はぁん、、、」
今度ははっきりと喘ぎ声と分かるほどの声をゆかりはあげた。
僕の舌先がゆかりの上顎の皮膚を刺激した。
「ぁあん、、、あっ、、ぁあん、、」
ゆかりの感じ方が一段と増してきたようだった。
僕は右手を彼女の左胸にそっと当てて優しくゆっくりと円を描くように動かしていった。
「あっ、、ぁん、、気持ちいい、、ぁん、、」
僕の愛撫で彼女の身体は即座に反応を示していった。
僕は彼女とキスを交わしながらゆっくりと手を下腹部に移動させ、ワンピースの裾を指で手繰り寄せていった。
白い透き通るようなきめ細やかな肌をした太ももが徐々に露わになっていった。
あと少しでゆかりの秘められた場所に辿り着くといった時に彼女はワンピースの裾を両手で押さえそれ以上の侵入を許そうとはしなかった。
唇をそっと離し彼女の目を見つめた。
艶かしい表情の中にどこか困惑したような表情が見え隠れしていた。
「ゆかり、公園に行って桜でも見に行こうか?」
彼女は無言のままコクリと首を縦に振った。
僕は後部座席に置いていたお弁当を持って、急いで運転席を降りて助手席側に回り扉を開けて彼女をエスコートした。
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