ある会社の思い出55
移動21
僕は潤った美奈代さんの瞳の中に、僕を挑発するような欲情の炎を見たような気がした。
ああ、僕を欲してる。僕が誘惑に乗って、自分のからだを支配したいと思ってるかどうか試してる。
僕はさっき飲み干した赤ワインの酔いが回った頭で、「この誘惑に乗って別次元にワープするんだ。僕の赤ワインと彼女の白ワインが別次元で溶けてロゼになるんだ」なんて、おかしなことを考えながら、携帯のアプリを起動させた。
えっーと、さっきはハートの動きだったから、今度はスペード。
どうなるんだ?
こんなにきれいな美奈代さんのからだの奥の奥、膣口から上にのぼって、きっと柔らかな肉ヒダに囲まれた中で、ローターはどんな動きをしてくれるんだろう?
もう自制心も吹っ飛んで、僕はアプリのダイヤのボタンをチョイス、強度を真ん中にセット、そしてオン。
向かいの美奈代さんがからだの下の方を見て、「あっ、、、」という表情を浮かべる。
ふむにゅ、ふむにゅ、ふむにゅ
ふむにゅ、ふむにゅ、ふむにゅ
ふむにゅ、ふむにゅ、ふむにゅ
こもってるけど、けっこう大きな不思議な音が美奈代さんのお腹の下あたりから聞こえてくる。
美奈代さんが、くねくねとからだをよじる。
あぁっ、、、
な、な、なんか、変な感じ、、、
眉間に小さなよがりジワが浮かんでる。
僕はダイヤのマークが規則的な動きを表してることを知った。
まだ、性感のスイッチが入ってないと思った僕は、アプリの画面のレバーを少しずつ右にズラしていく。
さっき、じかに見たローターは弱だったのにセイダリアの小さなテーブルの上で飛び跳ねるくらい強力だった。だから、強にしていくにつれて、膣のなかの金属製ローターは男の肉棒なんて比べものにならないくらい、ガンガン肉壁を突き上げるはず、、、
ニャグッ、ニャグッ、ニャグッ
ニャグッ、ニャグッ、ニャグッ
音の種類も大きさも変わった。美奈代さんのからだの中で、強力ローターが規則的に膣道を這い上がりながら、振動してるのがわかる。
ニャグッ、ニャグッ、ニャグッ
(美奈代)
もう、これ強い
ダメっ、こ、これ、つ、つよい
よがりジワが深く刻まれて、息が荒くなり始めてる。腰のあたりで、からだをくねくね動かして、声を出すまいと右手の親指を噛んでいる。
僕は携帯の画面で、絵のレバーをほんの少し動かすだけで、目の前のイイ女がこんなに身悶えするのが不思議だけど面白かった。面白いというよりも簡単に父親の若妻をコントロールできる方法を手に入れた支配欲に酔いしれた。
(僕)
美奈代さん、もういきそうなんですか?
からだがわなわな震えてますよ
(美奈代)
そ、そ、宗介、、、の
イ、ジ、ワ、あっ、いいっ
も、もうほんとに
いきそう、な、な、、なの
机ががたがた言うので、テーブルの下を覗くと、美奈代さんが股を開いたり、閉じたりしていて、その度に彼女の足や膝がテーブルの脚に当たっていた。
アプリのなかの操作盤で、ほんの少しレバーを右にスライド。
ニャグッニャグッニャグッニャグッ
ニャグッニャグッニャグッニャグッ
ニャグッニャグッニャグッニャグッ
動きが連続になった。
美奈代さんは、血がにじむくらい親指を噛んで、いやらしい声が出るのを抑えてる。こんな女子校生達ばかりの店内で、ヨガリ声を出せない。
性感で燃えあがるからだの中だけに、エクスタシーを抑え込んでおかなくてはならないそんな状況が、よけいに美奈代さんを快感地獄に落とし入れる。
(僕)
あっ、ウェイトレスさんが来るから、止めますね
(美奈代)
止めないで、
止めないで、、
もう、このまま逝かせて、、、
さっき、ピザと白ワインのデカンタを持ってきたアルバイトのウェイトレスさんがほんとうにやって来た。僕も何か言われるのかなと思ってドキドキしてたけど、お皿とカラになった瓶を片付けるだけだった。でも、その間、ずっと美奈代さんの顔をしげしげと見ていた。
わずか10秒か20秒だったけど、興奮したままの真っ赤な顔で、救いを求めるように僕を見続ける美奈代さん。
ウェイトレスが立ち去ると、また僕は携帯をいじる。
強さは強力にしたまま、スペードのボタンを押すと、、、動きが変わった。
ふにゅクワっ、ふにゅクワッ、クワッ
ふにゅクワっ、ふにゅクワッ、クワッ
ふにゅクワっ、ふにゅクワッ、クワッ
(美奈代)
あっ、ローターが子宮口の入り口で
あっ、いいっ、これ、
これ、いいっ
(僕)
子宮口の入り口でなんなの?
はっきり言ってください、美奈代さん。
(美奈代)
子宮口の入り口を押してる
奥に届いて、もっと登ろうとしてる
こ、こ、壊れる
で、で、でも イイっ
あっ、あっ、あっ
美奈代さんは大きなヨガリ声を出すまいと必死になって、両手で自分の口を覆ってる。眉を下げて、よがりジワを浮かべて、快感の涙を浮かべた瞳はもう、あっちの世界に逝ってしまってる。
ふにゅクワっ、ふにゅクワッ、クワッ
あっ、いぐっ
手で口を覆ってるのに、叫び声が漏れている。
ふにゅクワっ、ふにゅクワッ、クワッ
いっちゃう、あっ、あっ、、、
ふにゅクワっ、ふにゅクワッ、クワッ、クワッ、クワッ、クワッ
美奈代さんが叫んだ。
いぐっうううう
口に当てた手のひらから大きな声が漏れた。
その時、美奈代さんのからだが飛び上がるようにがくんと一回大きく痙攣して、椅子も大きな音を立てた。
店内の女子校生達がみんなこっちを向いた。美奈代さんは突っ伏して、テーブルに額をつけて気絶したようになってる。
僕は慌てて、携帯のスイッチを切って、レジには行かないで、テーブルの上に請求額よりずっと多い五千円札を置いて、美奈代さんの肩を抱えるようにして出口に向かった。美奈代さんはよろめくような感じ。出口までの間、背後から冷たい視線が矢のように襲って来た。
美奈代さんと会うと、僕は悪の道に引き込まれてしまうのかもしれない。そんな思いが頭のなかを過ぎった。
それなのに、脇の下から回した僕の手はしっかり、彼女の大きなおっぱいをにぎっていたし、「この淫乱な美しい女を手放したくない、自分のものにしたい」という気持ちも芽生えていた。
※元投稿はこちら >>