ある会社の思い出4
最初に案内された応接室に戻ると、そこには替えのパンツとズボンが畳んで置いてあった。パンツを脱ぐと、内側は自分の精液がべったり付着していた。新品のパンツを履きながら、男物のパンツをどうやってすぐに手に入れたのか不思議に思った。
ズボンを履いてみると、まるで採寸したように自分の胴回りと合っていた。まるでこうなることを予想して、準備してたかのように、色も長さも汚してしまったズボンと同じだった。
着替えのほかに汚れ物を丸めて入れるビニール袋まで用意してくれていた。僕はそれを使ってもと着ていたパンツとズボンを薄いビジネスバッグになんとか詰めていた。
その時、黄金原律子社長が現れて、「面接が終わったようなので、社内を案内するわね」と言った。僕は恥ずかしくて、着替えのお礼も返す手順を聞くこともできなかった。
階段を登りましょう。
社長に案内されて後ろから階段を上るとき、数段しか離れてないのに、律子社長のよく引き締まった左右の生脚の奥が見えたような気がした。目を凝らして見た途端、僕は息が止まりそうになった。
何も履いてない
何も履いてないだけじゃなくて、股間に縦に裂けた柔らかなクチビルが見えている。どうしてノーパンなんだろうなんて疑問は後から湧いた。もう食い入るようにその柔らかそうなあそこを凝視しながら、また股間の逸物がウズウズしてきてしまった。
3階に着くと、「ここはソフトの開発部よ」と言って指紋認証の扉を開けた。
「みなさん、来週からこの部署にもときどき出入りする林葉宗介くんです」
そう言った社長の声でそれぞれのデスクのパソコンから目をあげてこちらを見た6人の女性社員はみなとびきりの美人だった。それに全員、下着のような薄いTシャツやブラウスを着ていて、下もショートパンツかミニスカート。露出度が高い服ばかり。
「派遣で来てくれそうなんだけど、わたしたちの会社の雰囲気にはやく慣れてくれるように、みなさん協力してね」
「はい」と声をそろえて返事をする彼女たちの目が一斉に僕に向けられる。みな若くて美しい女性なのに、その目には妖しく潤っている。
すこし落ち着いてきたので、近くに座っている女性たちを見ると、みなTシャツに2つの突起が浮き出てる。ここの社員たちは、みなノーブラなのかもしれない。
こんな刺激の強い職場で、落ち着いて自分の仕事ができるのか、ちょっと不安になったけれど、仕事をするふりをしながら、彼女たちの体を舐め回すように見てみたい誘惑も生まれてきた。
「林葉です。ほんとうに一緒に働けるといいなと僕も思います」
隣にいる黄金原社長は微笑みながら、「大丈夫よ、雇ってあげるわ」と言ってくれた。その言葉を聞いて、僕は天国へのドアを開けてもらった気がした。
※元投稿はこちら >>