ある会社の思い出36
移動2
夜遅くまで荷造りして、就寝は引っ越し当日の深夜になった。何にもないフローリングの板の間に使わなかった段ボールを敷いて寝た。
疲れてたのか、起きたのは昼前。それから30分して、「赤猫さんのクイック引っ越し便」から2人、学生アルバイトみたいな作業員が荷物の運び出しに来た。
小ぶりな段ボール10個と洗濯機、冷蔵庫、テレビと録画用ハードディスクレコーダーだけの荷物は軽トラに積み込むのに、ものの20分もかからなかった。
送り出し個数が書かれた紙に「荷出し完了」のサインをして渡したら、作業してた若者から、「見積もり担当の村田から渡すように言われてます」と赤猫便の会社ロゴ入り封筒を渡された。
作業員が引き上げてから、中身を開いてみると、「宗介さん 愛してる 悠美」と書かれたレター。文字の下にはキスマーク。うれしくて飛び上がりたいくらい。メールやラインで画像もらうよりも、ずっとうれしい。
それを移動用のボストンバッグにつめて、どうやって名古屋まで移動するか考えていたら、玄関のチャイム。
忘れてた。
引っ越し作業の後に、退去のためのルームチェックと鍵の返却があったんだ。
ドアを開くと、ここの不動屋さん「レモンハウジング21ネッツ」の社員さん。背の高いきれいな大人の女性が束にした縦長い物を小脇に抱えて立っていた。ラメのように光る縦のストライプが入ったブラウス。オフホワイトのタイトなミニスカート。脚の形がきれいだ。
駅前の事務所の前を通る時に、販促用の小旗をお店の前に出す作業をしてる彼女に出くわしたことがある。
髪が長くて、脚が長くて、胸も大きくて、とっても美人な女性が、ハイヒール姿で重いコンクリが付いた旗を引きずり出すのに苦労してる姿が目に焼き付いてた。
要〈かなめ)美樹と言います。
本日は無事、引っ越しを終えられたようでおめでとうございます。
お疲れのところ申し訳ないのですが、お部屋の汚損などのチェックをさせていただきます。
要さんはそう言うと、小脇に抱えていた筒状の物を玄関入り口に寝かせて、
「さっそくですが、靴箱見せてもらいますね」と言った。
彼女は玄関にしゃがみこむと靴箱を開いて覗き込む。
「これ傷かな、、、」と独り言を言いながら、靴箱の上を覗き込む位置にからだの向きを変える。
ちょうど、僕の方にお尻を向けて、四つん這いになって覗き込む。要さんは仕事熱心な人かもしれないけれど無防備な性格だと思う。
四つん這いになって、靴箱の中の天板を下から覗こうとしてる間、短いタイトスカートがめくれ上がって、左右の太ももの裏側とその間に食い込んだ白いパンティが丸見え。
じっくり堪能できるくらいの間、靴箱の内部の汚れを点検して、やっと立ち上がった。
靴箱はおきれいにお使いでした。
彼女は次にバスルームに向かった。
あらっ?
バスタブの排水口に抜けた毛が絡み付いてる。取れないかしら?
そう言うと、今度はバスタブの排水口に手を伸ばして、そこに絡まった毛の塊を引き出そうとする。
バスタブは縦横の寸法が小さい分、深さがあるから、彼女の体はバスタブに落ちかける感じ。
おへその下あたりをバスタブのフチに掛けて、体を支えてるけど、お尻からかかとまで素足がぜんぶ見えてるだけじゃくて、ぷっくらふくらんだかたちのよいお尻も、パンティのクロッチ部分もぜんぶさらけ出されてる。
僕はそのいい眺めを見ながら、「なかなか取れませんか?」と後ろから聞いてみる。こう聞けば、仕事熱心なこの女性がもっとムキになって排水口に絡まった髪の毛を取ろうとするだろうと期待して、、、
案の定、「そうねぇ、もう少しなの」と言いながら、浴槽に深くのめり込んだ姿勢のまま、長い時間格闘してる。
僕はその間、ゆっくりと彼女のきれいなふくらはぎ、膝ウラ、太もも、左右のおしり、食い込んだパンティを舌なめずりしながら、這うように視姦していく。
食い込んだパンティには、すっかり開いた陰唇のカタチが浮かび上がっているように見える。薄暗いバスルームに斜めから光が入り込むので、パンティの上の陰影が微妙な起伏をはっきりと浮かび上がらせてくれている。
すっかり開ききったパンティの下の唇。
僕を誘ってるような気さえする。
ガチガチという音がして、バスタブの排水口にはまった金属の輪を開けようともがいてるのがわかる。
僕はその間、音を立てないようにズボンから自分の剥き身を取り出して、目の前の女のパンティに浮かび上がる卑猥な陰影を見ながら、しこしこと先端を優しく指でしごいて快感に溺れる。
ダメだわ
強力な酸で溶かすほかないな
そう結論をつぶやいたので、急いで僕は剥き身をズボンの下にしまう。
林葉さんは入浴剤使ってました?
自分のパンティを僕の前で露出させてたことにも、僕がそれを見てオナニーしかけていたことにもまったく気づかないで、僕を振り返って、ビジネスライクなことを聞いてくる。
彼女が知らない間に彼女のいちばん恥ずかしい秘密を知ってしまった。そう考えると、ぞくぞくする。
でも、そんなことはおくびにも出さずに、僕は平然として「ええ、ドイツ製のプイナークというのを使ってました」と答える。
「この辺り、ちょっと色が着いてるわ」と少し身を乗り出して指差す彼女。僕はその腕の下から覗き込むようにして、バスタブに頭を近づける。
どこですか?
あまりわからないのだけど、、、
そう言う僕に対して、彼女は「ほら、ここ」と中腰になって身を迫り出して、教えようとする。
彼女の大きなゆたかな胸が僕の顔の左横のあたり、、、左耳と左頬にあたる。でも、彼女は全然、気にしていない。
ふくよかな乳房がたぷんたぷん揺れてるのがわかる。
ほんとうにちょっとわからないんです。
僕がそう言うと、美樹さんはバスタブにじかに指で示そうと試みて、バランスを崩した。
あっ、あぶない、、、
その声と同時に、たぷんたぷんしてる左右のおっぱいが僕の肩の下あたりにぺたりと押し付けられた。ノーブラでもないのだろうに、ひしゃげた形になった乳首の感触もある。
かろうじて、彼女の手がバスタブの底について、僕も要さんもバスタブに転落しないですんだ。
僕は彼女が体をゆっくりとを起こすまで、ゆたかな胸の感触を背中で味わい続けていた。
ごめんなさいね。
手を滑らしてしまって、、、
お詫びにこの汚れ、な、なかったことにしておきますね。
彼女は恥ずかしさに顔を真っ赤にして、僕にそう言った。
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