ある会社の思い出31
約束2
彼女はすこし落ち着くと、下半身だけ裸身をさらけ出した姿のまま、からだをこちらに向ける。
それからペコンと頭を下げて、ありがとうございました、と言った。こんなふうに感謝されるなんて、ちょっと面食らう。
あらっ、林葉さん、すごい汗
あんなに一生懸命、動いてくれたんですものね
僕は照れ隠しに、村田さんだって、汗かいてるよと言って、彼女の額の汗を指で拭ってあげて、乱れた前髪もちょっと整えてあげた。その間、自分の前髪を見ようと見上げる悠美さんの表情がかわいい。
悠美さんがいたずらっぽく笑いながら言う。
2人とも汗かいちゃいましたね。
わたし、お昼、ちゃっちゃっと食べればいいから、シャワー浴びません?
そう言いながら、もう風呂場の給湯スイッチを押している。
ちょっと唖然としてる僕の、昨日から着替えてなかったシャツのボタンをひとつずつ外し始める。
恥ずかしいのか、僕の下半身は見ないようにしてる。僕も萎んだものを見られたくないから、両手でソレを隠す。
彼女はなぜか、その手を凝視してる。
隠してない時には見ないようにしていたのに、今はじっと見てる。
どうしたの?と、僕は聞いた。
「あの~」と、ためらうように話し始める彼女。
「わたしのからだの中に入れてくれたとき、わたしのお汁で汚してしまいました。林葉さんのそれを。林葉さんはわたしが汚した制服(ツナギのことみたいだ)をきれいにしてくれたのに、わたしに恩返しさせてください」
そう真剣な目で言うと、優しく僕の手をゆっくりと払いのける。
しゃがんで、僕の萎えてダラリと垂れたモノを手で包むようにする。ソレがいとおしくてたまらないという仕草。
それからすこし包茎気味になっていた亀頭を指で剥くようにして、露わにした。
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