ある会社の思い出28
恋のはじまり?
トイレからは泣きじゃくる村田悠美さんの声
ノックしても開けない。
服だけ渡すからドア少し開けてよ
なかなか開けてくれない。
もう子供みたいに泣いてないで、気持ち切り替えようよ。
ともかく服だけ渡すから。
ドアが内側から開いて、手だけ出す彼女。一瞬見えたのは、ブラだけしていて下はすっ裸みたいだ。
彼女が漏らしてびしょびしょのフロアーマットをそのまま丸めて、ゴミ出し用のビニール袋に捨てた。まだ点いていたテレビを消して、再生用のデッキから取り出したDVDもそのまま捨てた。重ねて置いてあったシリーズものの「パコパコじゅるじゅるバスツアー」も全部ビニール袋に捨てた。
すると、いつの間にか、僕のパジャマに着替えた悠美さんが後ろに立ってそれを見ていた。
ごめんなさい。
わたしのせいでマット使えなくしちゃったし、、、でも、ありがとう着替え貸してくれて、、、
僕の紺色のパジャマを着た悠美さんはなんだかかわいい。なにしろ、モデルの池田エ◯イ◯似の美少女だから。
彼女はお漏らしして濡らした「赤猫さん」のツナギを丸めて腕に抱えてる。その中に濡らしたパンティも丸まってる。業者さんの服を脱ぐとこんなにも距離が近くなるんだと、不思議な感じがした。
僕は彼女の腕からツナギを取り上げた。ちょっと抵抗するそぶりを見せたけど、すぐに渡した。でも、素早くショーツだけはつかんで離さなかった。どうするのかなと見ていたら、丸めて、そのままゴミ袋に捨ててしまった。その時、ビニール袋に捨てられたDVDを見つめて何か考えているように見えたけど、僕はかまわずに洗面所で彼女のツナギの濡れた部分だけを水洗いした。
それから、まだ梱包してなかったドライヤーでツナギの内側と外側から乾かした。シワにならないように、時々、生地を伸ばしたり、叩いたりしながら、ドライヤーをぎりぎりまで近づけて乾かしていた。
その時、後ろから抱きつかれた。
優しいねっ
悠美さんが思いきり強く後ろから抱きついてきた。
僕のウエストに両手を回して、頭を背中につけて、しばらく離れようとしない。
ほんとうに優しいひと、、、
好きになっちゃった、、、、
僕はめちゃくちゃときめいた。性感を刺激されるのとは全然違う夢心地。さっき、出会ったばかりなのに、変なハプニングが起きたおかげで、今はもう恋の告白されてる。
うれしくて、このまま時を永遠に止めたいと思うのだけど、やっぱり男の性分は打ち消せない。彼女のそれほど大きくないおっぱいの感触、パンティを脱いだまま着てる薄いパジャマから伝わる股の熱さ、そんな皮膚感覚が僕を欲情させる。
そのときだった。後ろから僕を抱いたまま、前に回していた彼女の手が僕の下半身に下がってきた。
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