ある会社の思い出187
研修期間9
鈴木ナオが手にしたハンディーなレーザー照射装置は、持ち手の反対側がバーコード読み取りみたいに横に広がっていて、青い光が10本ぐらい出てた。
僕のペニスへの照射が終わると、鈴木ナオが「データ、転送しますね」と、後ろを振り返りながらすこし大きな声で言った。
部屋の対角線にある大きなデスクの前にいた石吹佳恵が「いいわよー、、、、うまくいったよー」と答えた。
声がした方を見ると、石吹佳恵が体を前に倒して、デスクの上にある株のディーラーが扱うみたいな三面モニターを真剣に見ている。
真剣な表情で見つめる石吹の右横に御輿玲華、左に鈴木ナオが加わって、同じ前のめりな感じの姿勢で、三面モニターを見てる。時々、モニターの画面上に指を走らせたりして、うなづいたりしてる。
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