ある会社の思い出179
研修期間1
車は勢いよくスピンして素敵な本社ビルの前で止まった。時々、黄金原律子社長の運転は荒くなる。それも発車と停車の時にわざと荒くなる。なんだか律子社長の性格を表しているようだ。
さっきは律子と呼びたかったけれど、性的興奮の嵐が過ぎ去ると、律子と呼ぶよりも黄金原社長とか律子社長の方が、自分にとって好ましい気がする。
律子社長は降りぎわに、僕の小さく眠ってる逸物をズボンの上から握って、まるで別の僕がそこにいるかのように、「インストラクター達のきれいな女の子達に、ちゃんと鍛えてもらわないとね」と逸物に向かって語りかけた。
社長直々に反対側のドアを開けて、降りる時にはうやうやしく僕の手を握ってくれた。
立派な社屋の前には、面接をしてくれた3人のきれいなインストラクターが微笑んで僕を出迎えてくれた。もちろん、軽いハグ付き。
鈴木ナオさん、ミコレイさん、石吹さん
でしたよね? と僕が言うと、3人とも顔を見合わせるようにしながら、「よく覚えてくれたわねー」と感激してくれた。
僕は自慢じゃないけれど、一度でも会った女の人の名前は忘れない。
たしか、石吹佳恵さんが一番偉い人だったな、、、
その石吹さんがさりげなく近づいてきて、僕の耳元で、「やっぱり入社してくれたのね、、、熱いハグは後でね」と囁いた。
黄金原社長は、面接の時と同じ3人の事務服を眺めて、「御輿さん。今日のブラウスの選択はいいわ。そのぐらい薄手じゃないと、せっかく勃起した立派な乳首が透けて見えないもの、、、」と言った。
ミコレイは、ちょっと恥ずかしそうな表情になって、「はい、社長、、、林葉さんの研修がはかどるように考えてブラウス選びました」と言った。
(律子社長)
そうよ。寮住みの女の子達、思いきりセクシーなんだから、本社人事課勤務のあなた達も負けないくらい磨きをかけたからだで、林葉さんの研修をサポートしなさいよ。
(石吹佳恵)
はい、社長。
綿密に計画を組みましたから大丈夫です。
(律子社長)
それじゃあ、わたし、これからテニスのクラブハウスに行くから、あとは任せたわよ。
僕は直立したまま、勢いよく発進する真っ赤なスポーツ車を見送った。
(鈴木ナオ)
さあ、3階の研修室に行きましょう。
(ミコレイ)
鈴木さん、ちょっと待って、、、1階の営業課のシャワー室使って汗流してもらったらどうかしら?
(石吹佳恵)
御輿さん、それも分かるけれど、計画を優先させましょう。汗はお部屋でみんなで拭いてあげましょう。
僕は3人の性格や関係性が少しわかったような気がした。
3階までエレベーターであがる間、3人とも無言だったけれど、3人が3人共に嬉しくて愛おしくて堪らないみたいな表情を浮かべながら、僕の顔や股間を盗み見ていた。
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