ある会社の思い出141
社員寮73
僕は転がっていたディルドを拾い上げて、まとわりついた液体の匂いを嗅いでみた。無臭に近いけれど、ほんの少しだけジャコウみたいな美久ちゃんの愛液の匂いがした。握り手のところはまだ暖かかかった。
すぐに美久のすべすべした無毛の下腹部が映像として浮かんできた。
左手でアソコを押し拡げるようにして、右手でディルドを逆手に握って、垂直にズブリと入れていく。膨らんだ亀頭、大げさに広がったカリ、反り返った長い胴、、、いったんディルドが根本まで入ると、僕と木嶋みつに悟られないように、つい出てしまう声を抑えるために、自分の口を塞ぐ美久の左手、、、
腰骨のところまで、たくし上げられたチャイナドレス。すべすべの下腹部に突っ込まれた長くて太いディルドを逆手に持つ美久の右手。
その下には、蝋引きしたみたいにツヤがある白い太もも。ふとももにのった柔らかな肉、形のよい膝小僧、長いスネ。
僕には壁に耳を押しあてながら、口を左手で覆い、右手でシャキシャキとディルドを動かしながら、ときどき内股になったりガニ股になったりしながら、立ちおナニーをする美久の姿がハッキリと想像できた。
ふとももからスネに、じゅるじゅると愛液がスジを作って流れ落ちて、床はびちょびちょに濡れていく。
感じるたびに、カカト立ちした美久の足の指は内側に丸まる。
つやつやした真っ白くて長い脚から爪先までをガクガクと震わせながら、木嶋みつの叫び声のようなヨガリ声に刺激されて、ディルドを忙しく出し入れする美久。
もうひとり自分がいたなら、その姿をずっと見てたかった。もうひとり自分がいたなら、ディルドをもぎ取って、かわいそうな美久を抱きながら、立ったまま、挿入してやりたかった、、、
ゴメンね、美久ちゃん、、、
バスルームから、シャワーの音にまぎれて、小さな声で美久の逝く声が聞こえた。
きっと美久はバスルームに移動してからも自分の指やシャワー当てで、オナニーしてたんだと思う。
フェラとクンニをし合う僕と木嶋さんの姿を想像しながらオナニーし続けていたんだろうか? それとも、木嶋さんのパートを自分と入れ替えてみて、執拗にクンニされる自分を想像してたのだろうか?
やがて髪を乾かすドライヤーの音がして、バスルーム前の扉が開いた。
そこには、真っ裸の美久がいた。
見れば見るほど、ゴージャスなからだだった。はち切れそうなくらい大きくて張りのあるおっぱい。
まるでもうひとつ小さな乳房がついてるみたいに膨らんだ乳輪。
長くて柔らかそうな太めの乳首の先は、ふたつに割れていて、開きかけた唇のようだ。
引き締まったウエストに縦長のおへそ。無毛のツヤのある下腹部に、うわつき気味のクレパスが刻まれてる。
そこから勃起したクリトリスが少しだけのぞいている。
肉感的な厚めの肉のツバサが左右に開いて、その間の秘部に目を誘うようだ。
まっ白な太ももも肉感的でいやらしい。
長い脚には僕の好みどおり、うっすらと筋が見える。
そして顔は、もうどんな女性よりも僕好み。女優の日賀愛里そっくりのちょっと憂いを含んだ情熱的な顔、、、
厚い唇、スッと通った鼻筋、そして涼しい目なのに、いつも涙を含んだように潤った瞳、、、
彼女は僕の方にゆっくりと歩いてきて、いきなり倒れこむような感じで僕の胸もとに飛び込んだ。
抱きしめられた時、熱いシャワーで温められた美久のからだが気持ちよかった。
(美久)
ご主人様、、、
大好きだよ、、、
美久のこと、ほんとうに好き?
(僕)
どんな女の子とああいうことしても、美久のことがいちばん好き、、、
(ちょっとためらったけれど、僕は本音を言おうと思い、美久がさっき持ち出した喩えを使った、、、)
ココが大奥だとしたら、美久がお姫さま。正室、、、あとはみんな側室か女官、、、そんな感じ。
そう決めてる。
(美久)
うれしいなっ、、、
ご主人様が求めてる理想のオンナになります。だから、私のこと、どんな女性よりもいちばん大切にしてね、、、いちばん先に思い浮かべてね、、、いちばんたくさんSEXしてねっ、、、
(僕)
うん、約束するよ
それから、すこしの間、無言で抱き合ったあと、僕と美久は寝室に移動した。
寝室で僕もまっ裸になった。
ベッドの淵に僕を座らせて、美久は片方ずつおっぱいを差し出して、乳首を僕の口に含ませた。大きな乳輪ごと頬張った僕の口の中に勢いよく美久の甘いミルクが放出された。嚥下しなくても甘い液体がそのまま、喉の奥にスルスル流れていく。柔らかな乳輪を甘噛みしたい欲望を抑えて、まるで眠りかけの子供のように僕は美久の母乳を飲み続けた。
不思議なくらい幸せな気分になって、眠気が襲ってくる。
からだを仰向けにして、大きなベッドで手足を伸ばす。
美久がベッドの頭のところにあるスイッチで、調光式の部屋の明かりを暗くした。柔らかなフットライトの光が部屋を包んだ。
僕が仰向けに寝ると、美久は僕の股の間に頭を置いてうつ伏せの姿勢になってから、もうすっかり萎えた僕の逸物を口に含んだ。きっと夜中じゅう舐めてくれるつもりだと思った。
無理やり刺激するようなフェラチオではなくて、ずっと柔らかく唇でペニスを取り巻いて、温めてくれるような、、、そんな感じの含み方だった。
でも、すっかり萎えそうになると、すこし強めの吸い方で断続的にフェラチオをしてくれる。毎晩、こんなふうに甘い樹液みたいなミルクを飲ませてもらって、一晩中、逸物を口に含んでもらって眠れたら最高だな、、、美久との暮らしは極上だなぁなんて考えながら、眠気が強くなってきた。
美久の口に含まれた逸物の感覚、、、それは性感を刺激されるのとは違うような同じような、、、ともかく気持ちいい感覚の中で僕は深い眠りに落ちた。
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