ある会社の思い出16
林葉の表札を見ても僕には実家に戻った安堵感が湧かなかった。僕が高校卒業する間際に、溺愛してくれていた実の母親が家を出てしまった。残された父親はお前の母親はひどい女だ。男を作って出て行ったと恨み言を言ったが、僕には駆け落ちした母の本当の動機がわかる気がした。高校の体育教師をしていた父親との夜の営みが苦痛だったからだと思う。父は見かけは、絵に描いたような面倒見の良い教師だったが、典型的な性的サディストだった。小学生の頃から毎晩1階の寝室から漏れてくる悲鳴や鞭の音に耳を塞いでいた。中学生になって、父と母が出かけた後の寝室に恐る恐る入ると、ベッドの脇の床に木製の洗濯バサミがたくさん散らばっていた。布団の上に投げ出されたポラロイドカメラからは、母の異様に伸ばされた乳首にいくつも洗濯バサミが食い込んでいる胸だけのクローズアップ写真が吐き出されたままだった。鬼のような父親に夜毎虐められる母親がかわいそうで仕方なかったけれど、なぜか母の長く伸びた乳首に洗濯バサミが3つも4つも食い込んだ写真を見て、興奮したのを覚えている。
それから数年が経って、父は、趣味で通っていたボクシングジムで、美容のためのエクササイズをしに来ていた若い女性と仲良くなって結婚した。父親が52、新妻が27という年齢でふた回りも違う夫婦。父は自分よりも年の近い僕を新妻に近づけたくないのか、美奈代さんと話したのは、内輪の結婚式の時と父が体育の授業で骨折をしたので、病院にお見舞いに行った時に言葉を交わしただけだった。
午後6時ちょうどごろ、僕は実家のチャイムを鳴らしていた。中から艶っぽい声で、あら、宗介さん、今開けるわねという美奈代さんの声がドア越しに聞こえてきた。
ドアを開けてくれた美奈代さんのきれいな顔立ちに僕はびっくりした。女盛りの熟したからだにも驚いた。それになんというあられもない姿なんだろう。
荒目の編み方のせいか、すきまだらけの夏用のニットセーターを下着なしにそのままラフに着てる。巨乳が白のサマーセーターを押し上げていて、桃色の乳首がよく見える。下はタータンチェックのミニスカートで、黒いショーツを履いているけれど、彼女が後ろを向いた時に、そのクロッチ部分に窓が付いて陰唇がはみ出ていることに気づいた。
長い脚はよく手入れされていてムダ毛ひとつなく、ツヤツヤ輝いている。思わず撫でたくなるよく引き締まった白い脚。
美奈代さんは、「夫は1時間ぐらいして、、、」と言いかけてから、「ごめんなさい、お父さんよね、お父様は7時ぐらいに帰ってくるわ」と言い直した。
僕
「いいんです。たいしたことじゃないから。それに父とは昔からあまり話さないんです」
父の新妻 美奈代さん
「あのひと、意外に無口だもんね。」
こんなに若くてきれいな女の子を射止められたなんて、父も運がいい。応接間のソファーに向かいあって座ったまま、僕は美奈代さんの顔やからだを舐め回すように観察した。
美奈代
「やだ、そんなに見ないで、恥ずかしい」
僕
「おきれいだから、つい。父にはもったいないです」
すこし無言の時間があって、それから急に美奈代さんは、こう切り出した。
「宗介さんに相談したいことがあるの」
僕
「なんですか?」
美奈代さん
「宗介くんのお父様、わたしの夫の夜の営み、、、そう言えばわかるでしょう?」
僕
「不満なんですか?」
美奈代さん
「不満というか、からだの感じ方に不満はないの。いつもお父様、何度も何度もわたしを逝かせてくれる」
「でもね、すこし異常なの。」
僕
「どういうふうに異常なんですか?」
美奈代さん
「どういうふうにって、うまく説明できないな。でもね、たぶん、わたし調教されてるんだと思う。でもどこのうちの奥さんたちだって、こんなふうに求められてるのかもしれないし、つきつめて考えると異常かどうかもわからないの」
なんだか訳が分からないけれど、母にしたSM的なことをこの若いステキな女性に対して同じようにしているのではないかと思った。
そんなことを思っていると美奈代さんが次のような提案をした。
「お願いが、あるんだけど、お父様に求められてわたしさせられてり、言わされたりしてることが普通のことか異常なことか、宗介くんに判断してほしい」
僕が怪訝な顔をしてると美奈代さんは
「お父様に求められてさせられてること全部を覗き見して欲しいの」と言った。
僕はそれを見るのが怖い気もしたけれど、覗いてみたい強い欲望も覚えた。
「いいですよ、どこに隠れればいいですか?」と聞く僕に、「最初は玄関の横。それから後はドアの隙間から覗いて」と美奈代さんは指示を与えた。
「お父様が帰ってくる15分前からわたしがしなくちゃいけないことがあるの」
そう言うと美奈代さんはソファーに座ったまま、両脚を大きく開いて、両手で自分の暗部を触って、オナニーし始めた。
「こ、これ、お父様に決められた帰宅前の準備なの」
「オナニーして十分に濡れていないと、お父様が大好きな玄関での即ハメができないから、、、」
「宗介くんが見てくれてると思うと、いつもより濡れちゃう」
そう言いながら美奈代さんは激しく長い指を敏感なクリと下半身のくちびるの上で動かす。
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