ある会社の思い出115
社員寮47
(美久)
お願い、、、なんにも言わないで、そうして欲しいの、、、
僕は美久をあらためて見つめた。
ぺったり床にお尻をつけたまま、事務服のミニスカートも裏返されて、ツヤツヤのブルーの裏地が見える。
噴乳は止まったけど、勝ち誇ったように突き出たおっぱいや乳輪がほんとうにエロい。
華奢な腕が後ろ手に縛られてる。
僕の気持ちは、苦しそうな手首の拘束を一刻も早く解いてあげたいのに、僕を見上げて懇願する美久の表情は、有無を言わせない感じ、、、
(僕)
わかった。
美久ちゃんを乱暴に扱うのは、好きじゃないけど、そうして欲しいんだね、、、
(美久)
ええ、、、そう、、、隣の部屋まで抱き抱えて行って、ベッドの上に放り投げて、、、わたしの体を、、、縛ったままで、、、
僕がお尻の下に手を差し入れようとすると、美久ちゃんは、抱きかかえられるために半分からだを起こした。
僕は膝の裏側と肩の下の背中に腕を回した。背中側は、ゆるく縛られた美久の両手と背中の間に隙間があったので、そこに腕を差し入れた。
僕の腕の中で、美久ちゃんは甘えるように僕の目を見つめた。きれいな大きな瞳に自分の顔の影が写っているのが見えた。かわいらしい唇がうっすら開いて、甘い吐息が漏れている。
抱き抱えながら、その唇に僕は思わずキスをした。やわらかなふっくらした唇。
美久ちゃんが舌を挿し入れてきたので、思いきって僕も舌を突き出して、舌と舌を絡ませあった。
つるつるして捉えどころのない生き物みたいな美久ちゃんの元気な舌。舌と舌を絡ませあってると、もう何年も付き合っている彼女みたいに思えてくる。
舌を絡ませ合いながら、僕は勘で寝室の方に動いた。
ドアは閉まっていたけど、抱き抱えられたまま、美久がドアノブに手をやる。
手首のところから肘までがタオル地の紐で縛られていて、クシャクシャになったブラウスも左右の腕を巡って、ジグザグに結ばれた紐の間に丸まってるけど、手首から先は自由だった。
僕に抱き抱えられたまま、キスをしながら、だらりと下がった腕の先の両手で、寝室に入るためのドアノブを探り当てて、じょうずにノブを回す美久。
ベッドの前に来て、僕は戸惑った。
美久は放り投げて欲しいというけど、このまま放り投げてしまったら、ぜったいに彼女の腕を傷めることになる。
背中から落とさずに、上手にうつ伏せになるように放り投げなければならない。
優しく唇を離して、思いきり前傾姿勢になりながら、腕の中をゆっくり転がすように美久ちゃんのからだを回して、位置を整える。右腕を背中からもっと胸の側に深く挿し入れて、彼女の上半身を捧げ持つ。縛られた腕が無理なかたちで、上がって来て、僕の顎を打つ。美久ちゃん、腕が痛いだろうな、大丈夫かなと心配になりながら、そっと壊れ物を置くような気持ちで、ほんの少し、ベッドの上から転がすように美久のからだを投げ出す。
後ろ手のまま、うつ伏せになった美久のからだを見つめていると、なんか強烈な既視感、、、
これって、、、
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