ある会社の思い出77
社員寮9
大きなステンの深皿には僕が見たことがないいろんな道具がたくさん載っていた。それらはあらかじめチェックして並べられたみたいに横一列に置かれてる。
いちばん奇妙なのがまんなかに置かれた透明な器具。水鳥のカモのくちばしみたいなもの。恐る恐る触ると、透明なシリコンでできていて、縁は柔らかだけど、変形しない。手にとって銃の握り手部分を握ると、自然にカモのくちばしみたいな部分が上下に開いた。
からだを横にしていた真知子寮長が頭をあげて、僕に話しかける。
(真知子寮長)
林葉さん、それご存知よね?
なんだかわかりますか?
(僕)
いいえ、わかんないです。
なんですか?
(真知子寮長)
えっ、意外、、、
男の人はみんな知ってると思ってた。
前、勤めてた病院では、夜勤の度に医者たちにその器具でわたし、セクハラされたから、、、
僕は真知子寮長の過去のセクハラ話がヒントになって、何に使うかすぐにわかった。わかった途端、なんだか恥ずかしすぎて真っ赤になった。
それを見て、寮長は僕をからかう。
(真知子寮長)
林葉さんのお顔、真っ赤よ。
もうわかったわよね。
クスコといって、女性器のなかを調べる器具。それ特製で、シロウトが使っても女体を傷つけないスグレモノ。
今、わたしたちのからだを調べるときに使って慣れておいて欲しい。
だって、美久ちゃんが眠ってるときに、ボディーチェックに使って欲しいんだけど、慣れておいて欲しいの、、、
(杉原美久)
ご主人さまに寝てる間に、あそこを調べられるなんて、想像するだけで興奮しちゃいます。
(僕)
小池さん、それとも寮長さん、、、と呼んだらいいんですか?
同じ形をしたクリップくらい小さな透明な器具はなんに使うの?
(真知子寮長)
わたしのことは真知子さんか、真知子ちゃん、愛し合った後は真知子と呼び捨てでもいいわよ
それはね、、、わからないかしら?
考えてみて、、、
ほら、女性によっては、そこに挿入されるのを喜ぶひともいる小さな孔。
(僕)
肛門用?
(真知子寮長)
そう、肛門用。今から、それも使ってみてね。
僕の顔、、、寮長の言葉にまた赤くなった。でも、この2種類の奇妙な器具を使って、目の前に寝ている2人のからだを調べ尽くすと思うと、それだけでムスコがむずむずし始める。
大小2種類の特製クスコ他にもステンのトレーにはいろんなものが並んでいた。
大小のピンセット。
ピンセットの先は透明なシリコンで覆われている。
SM用の通販で売っていそうな洗濯バサミの先がゴムで覆われてるもの6個。
15cmぐらい長い綿棒、普通の長さの綿棒がそれぞれ5本
普通のルーペと接地タイプのルーペ
練り歯磨きのチューブと同じぐらいのチューブ3本
これは専門学校で使ってた、、、消しゴムのクズを図面から払い除ける鳥の羽根。
有名メーカーの香水瓶が2つ
アルコール消毒用のウェットティッシュ
目隠し用のアイマスクも2つ
(真知子寮長)
それぞれの道具をどう使うかは林葉さんの工夫しだいね、、、わたしたちのからだを好きな方法で好きなように調べてね。
(美久)
ご主人様、、、もう想像するだけで濡れてきました。
はやくわたしのからだを調べてください。
(寮長)
杉原さんのからだを調べてからわたしのからだを調べる?
それとも、いろんなパーツを調べながら比べてみる?
わたしもからだが疼いてたまらないから、できたら美久ちゃんとわたしを交互に調べて欲しい。
おんなのからだ、人によって違うのを楽しんで欲しい。
反応も違うし、、、その方が林葉さん、楽しめると思います。
僕はアイマスクを2人に渡した。ふたりともすぐにそれを着けた。
2人が並んでベッドに寝てるので、2人の間に座ることにした。2人がもぞもぞからだを移動して、隙間をつくってくれた。
僕は枕元にトレーを置いて、まず二人のきれいなからだに指を這わせることにした。
寮長のひたい、、、
生え際にうぶ毛、かわいらしい。
美久ちゃんのひたい、、、
生え際がきれい。フジびたい。
寮長の耳、、、
小さくてつるんとしてる。
美久ちゃんの耳、、、
かたちが入りくんでいて、ちょっと複雑。それがなんだかいやらしい。
寮長の鼻、、、
ツンととがっていて、ちょっと高慢ちきな感じ。でもそれがかわいらしい。
美久ちゃんの鼻、、、
途中に少し高くなったところがある特徴的なかたち。なんだかエロい。
そういうふうに僕の指は、だんだんふたりのからだの形を上から下に向かってなぞっていく、、、
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