ある会社の思い出75
社員寮7
(美久)
ちょっと恥ずかしいなっ、、、
(真知子寮長)
全部、林葉さんに見てもらうことが大事なの、、、
なにもかも隠し事なんてないって、安心感持たれないとダメ、、、
(美久)
はい、わかりました。
寮長の小池真知子は手に持っていた化粧ポーチから薄いゴム手袋を取り出して右手だけにはめた。
次にお医者さんが軟膏か何かを入れる白くて丸い10cmぐらいのプラスチック製小物入れをポーチから取り出して左手に取った。
寮長は、脚を左右に開いてスカートを持ち上げて立っている杉原美久の股の下にしゃがみ込んで、陰裂の下に容器を構えて、右手の薬指と中指で蜜壷のジェルを掻い出しはじめた。
美久が脚をワナワナさせて、「いやっ、いやっ、、、寮長、はやく終わらせてください、、、ご主人さまの前で恥ずかしい」と叫ぶ。
そんな叫び声なんか聞こえない感じで、真知子寮長が言う。
美久ちゃん、壁に寄りかかって、もうちょっと恥骨を突き出してくれる?
寝室の壁に寄りかかって、股を開いて、おへその下の恥骨をぐっと突き出してる美久。
スカートは手前に引いた肘でわき腹あたりに押し付けて、恥ずかしくてはやく終わらせて欲しいからなのか、空いた両手で自分の花弁を左右に、、、、僕の目の前に、、、蜜壷が、、、うっすら開いて、、、露わになって、、、
なんていやらし姿なんだろう。こんな恥ずかしいことを自分からしちゃう美久。
僕が頼んでも、今、寮長にされてることさせてくれるのかな?
恥ずかしい美久の姿を眺めていると、ムスコがまた立ち上がり始める。
(真知子寮長)
「美久ちゃん、もうすぐ終わるからがまんよ、がまん、、、
もう終わるからね
もうちょっとのがまんよ」
そう言いながら、同じ寮に住む同僚のいちばん恥ずかしい箇所をイジる女性寮長。僕は彼女の手慣れた手つきに、このひとはナースさんだったんじゃないかなと思った。(あとで美久さんから寮長がほんとうに病院で勤めていたナースだったって聞いてびっくり)
しゃがんでいた寮長が立ち上がった。ほんの数分だったけど、その間、僕の心臓は早鐘のように鳴り続けてた。
立ち上がった寮長は、杉原さんに寄り添って、頭を抱き寄せて、「ごめん、ごめん、泣かないの、、、」
泣きじゃくりながら、杉原美久は「そうじゃないんです、寮長がわたしがちゃんと林葉さんに愛されてるかどうか、気にしてくれてるのが分かって、感激しちゃったんです」と言った。
そんなふうに考える心優しい杉原美久のことが、僕はいとおしくていとおしくてたまらなくなった。
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