布団に入って気付いた。「あれ?何かいい匂いがする…もしかして洗った?」と聞くと「うん洗ったよ…ダメだった?」と言った。「ううん…ありがとう…でも家の乾燥機じゃ入らないだろう?」と言うと「うんだから買い物行くついでに、コインランドリーで洗ったの」と言った。「良く場所分かったね?」「だって何回かお店の前通ったじゃん」と言った。「それでか」「うんそうだよ」「ありがとう…後、隣りの部屋の掃除もありがとう」と言うと「気付いてたんだ」と言った。「分かるよ…新聞が纏めて縛ってあったし…埃も綺麗になってたから」と言い七海の頭をポンポンとした。七海はニコっと笑い「どういたしまして…でも夜になっちゃったから、こっちはしてないけどね」と言った。「これからも頼むね?」と言うと「うんっ」と言い「いつも何時に起きるの?」と聞かれ「いつも午後2時だよ」と答えると「2時か…分かった」と言った。…翌日目を覚ますと七海は既に起きていた。「おはよう」と言うと「あっ!?おはよう」と笑顔で言った。
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