男は「オッサン…金髪の女見なかった?」と言った。俺は少しカチンとしたが抑え「女?」と言った。「金髪の女?知らね?」「そう言えばさっき見たな」「どこ行った?」「あっち行ったぞ」と嘘を教えると「ホント?ありがとう…七海の野郎っ」と言って教えた方に行った。すると後ろから「お兄さん…アイツ行った?」と聞かれ「まだ見えるけど行ったよ」と言うと七海は顔を出した。「お兄さん…ありがとう」と七海は言った。「別に礼なんかいいよ…それよりこれからどうすんだ?」と聞くと「もうアイツの所に戻りたくないから、このままどっか連れて行って」と言った。「はぁ?俺まだ仕事だぞ?」と言うと「いいじゃん…終わるまで待つよ」と言った。「待つよって…朝まで懸かるけど?」と言うと「大丈夫…ここで寝てるから」と言った。「しょうがねぇなぁ」と言うと俺は会社に向けてトラックを移動させた。「少し揺れるけどいいか?」と言うと「はぁい」と言った。俺はトラックを降り事務所に行き伝票を受け取りまた戻った。
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