湯船の縁に腰を下ろしたまま、立ち上る湯気を身体全体に浴びていた。
背中で感じた気配では、美映子さんは一度浴室から出た様子だった。
裸のまま、浴室に戻った美映子さんがぼくを呼んだのは、ぼくが湯船に浸かろうとした時だった。
洗い場の床に膝立ちした美映子さんが、目配せでぼくを呼ぶ。
『何ですか?美映子さん…。』湯船から出ると、美映子さんの傍に歩み寄る。
「ここに座って…。」美映子さんがプラスチック製の椅子を差し出す。
中央が深く窪んだ椅子…その目的を想像することは容易かった。
美映子さんに差し出された椅子に腰を下ろすと、美映子さんは再び、ぼくの太ももを両手で開いた。
大きく開かれた太ももの真ん中に、力なく垂れさがるぼくの肉棒があった。
「柊ちゃんのちんちん、満足したみたい(笑)。」
『そうですね…美映子さんの口が満足させてくれましたから(笑)。』
「んふふ…。じゃあ、次ね…。」ぼくの股間に視線を落とす美映子さんの様子に
『次って…?。』
「柊ちゃんも、あたしと同じにしようと思って…嫌…?。」美映子さんと同じになる…それは、美映子さんと同じ剃毛する事だと、直ぐに分かった。
『ぼくも美映子さんと、同じになるんですね…いいですよ。』
「そうすれば、あたしと柊ちゃんはお互いの秘密を持つの…。」
ぼくの考えを察したのか、美映子さんは化粧用のハサミでぼくの陰毛を切り始めた。
【チョキチョキチョキ…】金属の擦れ合う音がするたび、浴室の床に切り取られた毛が散乱していく。
「他の人に知られたくない秘密…恥ずかしい秘密…。」
無言のまま、裸で男の股間を処理する女性の姿に奇異な感じを覚えながらも、その様子に一度萎えた肉棒が再び、鎌首を持ち上げる。
「だめだよ、柊ちゃん…大人しくしないと。」
ぼくの毛が短く切り揃えられると、美映子さんはハサミを置き、広げた掌いっぱいにローションを垂らした。
冷たく、ヌルヌルした感触を下半身で感じる。
手のひらのローションを、ぼくの下腹部から肉棒の根本に塗りたくると、剃刀を取り出す。
「大人しくしないと、ちんちん切り落としちゃうかも(笑)」
剃刀が下腹部にあてられ、残った陰毛を剃り落としていく。
【ジョリジョリジョリ…】
剃刀が毛の流れに沿って、肌を滑ると白い肌が現れる。
その様子を見下ろしていると、額から汗が滴り落ちる。
剃刀に付いた陰毛を洗い流しながら、剃毛を続ける美映子さん。
剃毛の進捗に比例するかの様に、ぼくの肉棒は次第に勃起しだし、天井に亀頭を向ける。
「ああん…怪我しても知らないから…ああ…。」肉棒を片手で包み、剃刀の刃で撫でる度、甘い吐息を吐きだす美映子さん。
美映子さんの様子を伺い見ると、先程より幾分か美映子さんの顔に赤みが増した気がした。
胸元から覗く乳首が膨れ、固くなった様にも思えた。
「はぁはぁ…ああん…。」美映子さんは、次第に露わになる肉棒に興奮している様だった。
全て剃り終わったのか、美映子さんは浴槽のお湯を桶ですくううと、ゆっくりぼくの股間に流し、張り付いていた毛をローションごと洗い流した。
すべすべになった肌と、肉棒を手で撫でまわす美映子さん。
『終わりましたか?。』そう、問いかけると美映子さんは顔を上げ、ぼくを見つめた。
美映子さんの目が潤んでいた。
「柊ちゃんのちんちん…見てるだけで、感じちゃった…。」
自ら胸を揉むと、先程まで肉棒を剃毛していた美映子さんの右手が、美映子さんの閉じられた太ももに差し込まれる。
【クチュッ…】濡れた音と同時に、苦悶の表情になる美映子さん。
「あっ…くっ…んんん。」薄ら開けられた目が、こちらを見つめる。
「頂戴…柊ちゃんのちんちん…今度はあたしの中に…。」
【クチャクチャクチャ…】濡れそぼった音が浴室に響く。
『いいですよ…美映子さん…。』
美映子さんは立ち上がると、ぼくと向かい合う。
椅子に腰かけたままのぼくの下半身に跨ると、ゆっくり腰を下ろす。
勃起した肉棒の先端が、肉厚な割れ目にあたる。
「あっ…んんん。」一息分、間をおくと再び腰を降下させる。
【ジュブジュブジュブ…】膨らんだ肉棒の先が、美映子さんに差し込まれると肉棒全体が美映子さんの奥深くに呑み込まれた。
「ああ…いい…んんんっ。」
美映子さんは身体を密着させると、ぼくの頭を両手で抱えた。
美映子さんの尖った乳首が目前に置かれ、ぼくは美映子さんの乳首を口に含むと、尖った乳首に歯を立てた。
「あああ…。」
身体を仰け反らせる美映子さんを、両手で支える。
支えた手を脇腹から、美映子さんの腰に移動させ肉質なお尻を掴むと、力まかせに美映子さんを上下に揺すった。
ヌルヌルした感触が、肉棒の表面に纏わりつく。
「ああっ…んっ…んんん…。」
ぼくの頭を抱えている腕を伸ばし、身体を後方に仰け反らせる美映子さん。
【ジュブジュブ…ジュボジュボ…。】
視線を結合した、二人の下半身に向けると、目に入ったのは肉と肉がぶつかりあう光景だった。
『んっ…美映子さん…もう、出ちゃいそうです。』
「ああ…いい…柊ちゃんのちんぽ…お願い、もっと突いて…あああっ。」
美映子さんは卑猥な言葉でそう言うと、自らも激しく腰を前後させていた。
「だめです…ああ、美映子さん、ほんと…もう、限界…。」
額から噴き出した汗が、美映子さんの胸に落ちる。
「ああっ…いい…中に…あっ、ああ…中に出して…。」
「あたしの中に…柊ちゃんの…。」
美映子さんが告げると同時に、我慢も限界に達したぼくの肉棒は、美映子さんの中に、2回目の精液をばら撒いた。
「はあぁ…ああああ…。」
『んっ…ああああ…。』
美映子さんの身体が震える。
美映子さんの中で、肉棒が何度もビクつく。
その度、美映子さんの中に精液が注がれているのだろう。
「あっ…まだ、出てる…。」
美映子さんは、抱き着いてくると下半身に力をいれたのだろう、美映子さんの膣が肉棒を絞め付ける。
「ああ…はっはっはっ…。」荒くなった息を整えると、美映子さんはゆっくり立ち上がる。
立ち上がった美映子さんの割れ目から、白濁した精液が流れ出て、太ももの内側を伝い落ちていた。
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