「何で?」「話し…かけ様と思ったけど晃君の顔見たら…何か涙出てきて見られたくなかったから…」「そうなんだ…」「で、家に帰って改めて晃君が大好きなんだって思って…」と言うとすずは俺を見つめた。俺はすずを抱きしめた。すずは「10年間ずっと好きだった」と言った。俺は「10年待たせてゴメンな」と言うと「ううん…晃君が好きになってくれて良かった…ずっと好きでいて良かった…」と言った。俺は「これからいっぱい思い出作ろうな…」と言った。すずは「うんっ」と言うとギュッと抱き付いた。「晃君大好きだよっ」と言った。俺は「俺ももっと好きになるから」と言ってキスをした。有線から甘い恋の歌が流れていた。…次の日、俺達はラブホを出た後、近くのファミレスで朝飯を食べ、電車に乗り地元へ戻った。俺はすずを家に連れて行った。両親と妹にすずを彼女だと紹介すると「え~~~っ!?」ととんでもなく驚いた。母は「ホントにこんなバカ息子なんかでいいの?」とか妹は「考え直した方がいいですよっ!?」と言った。
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