「式典の時ずっと探してた…でも全然分からなかった…」「そうなんだ」「諦めて帰ろうとした時あいつ等に捕まってさ…そしたらすずが…」「私も帰ろうとしたら晃君の声が聞こえて…見つけた時凄い嬉しくてドキドキして…」「そうだったんだ…」「知ってる?男子で私の事すぐに分かったの晃君だけだったんだよ?」「そうなん?」「うん…凄い嬉しかった」「皆分からなかったん?」「うん…女の子は分かってたけど男子は名前言ってようやく…」「へぇ…メガネかな?」「多分ね…でも何で分かったの?」「えっ?だってすずはすずじゃん?」「答えになってないよ?」と言って笑った。「ん~…探してたから?…いやっ違うな…何で分かったんだ?」と言うと「そんな本気で考えないでも」と言ってすずは抱きついてきた。俺は「ああそっか…」と言い「すずが好きだからだよ」と言うとすずは目を丸くした。「好きって…晃君…恵里ちゃん好きだったじゃん」と言った。「ああそれね…その事今からちゃんと説明するよ」と言った。
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