グループ”女豹“を追え その13
俺は金縛りに遭った様に身動きが出来なくなった。
彼女の膣にはまり込んだペニスが密着して動けない。
いや、俺の身体が勝手に、この体制を維持しようとしている。
要するに心地良過ぎるのだ。
彼女と繋がって、かれこれ10分間が過ぎた。
彼女の方が俺を心配し始めた。
由紀「鈴木様? どうかなさって?」
「あ~、あ、いや、ごめんなさい」
由紀「大丈夫?」
「すいません、あの、ちょっと動けないので・・」
由紀「えぇ?大変!」
「どこか痛めましたか?」
「あ、その、違うんです」
由紀「違う?」
「ええ、その余りにも・・」
由紀「余りにも?」
「気持ち良すぎて・・」
由紀「・・・・・?」
「ごめんなさい!」
由紀「何がそんなに気持ち良いの?」
「由紀さんが」
由紀「私?」
「由貴さんの中が・・」
由紀「私のなか?・・・・・!!」
彼女はやっと理解してくれた様だ。
それから彼女は黙ってしまった。
もう、既に20分間は過ぎ去ってしまった。
由紀「あの・・・鈴木様?・・」
「あっ、ああ、康治って呼んで下さい」
由紀「は、はい。 康治様?」
「このままの体勢では苦しくありません?」
「はい、チョット!」
俺は彼女を抱き上げて、下半身の上に載って貰った。
いわゆる、対面座位というやつだ。
「あ~、めちゃくちゃ楽です」
由紀「私、何だか凄く嬉しい」
「えっ?」
由紀「康治様に抱っこして貰ってる」
俺は少し見上げると彼女の顔があった。
その顔はまるで少女の様な可愛らしさであった。
俺は激しく動悸をしてしまった。
由紀「あっ? 今、中でおっきくなった。」
俺の心は性器を通して、バレバレだ。
そんな俺の心が見透かされない様に彼女に言った。
「あの、康治様ってのは少し頂けませんね」
由紀「えっ?駄目?」
「出来れば、呼び捨てにして貰った方が気が楽です」
由紀「あぁ、はい、分かりました」
「では、康治」
「それもちょっと違うかな?」
由紀「えぇ? じゃあどうすればいいの?」
「やすくん、なんてのはどうでしょう?」
由紀「えぇ~? それこそ、ちょっと違う~」
「それじゃぁ、どんなのが良いんですか?」
由紀「やっくん、 かな?」
俺は何が違うんだ?
と思った。
由紀「ねえ、やっくん?」
早速使うのかい!
由紀「やっくんは彼女とか居るの?」
「俺?」
「あ、あぁ、もっ、勿論!」
由紀「居るの?」
「あっ、ああ!」
由紀「・・・・・」
「なっ、何?」
由紀「嘘ついてる!」
「はあ?」
由紀「やっくんは嘘をつく時は、お鼻の孔が膨れるもん!」
あんた、まだ俺と会って初日だろが。
何故分かる?
由紀「今日、会ったばかりだと思ったでしょう」
何故それも分かる?
由紀「私の組織を甘く見ちゃ、駄目よ」
こっ、怖すぎる。
由紀「やっくんの行動は、ぜ~んぶお見通し」
泣けて来た。
由紀「浮気なんかしたら、どうなるか」
「どっ、どうなるか?」
由紀「やっくんのおちんちん、ちょん切っちゃう!」
「ああああああぁ!、 それだけはご勘弁を!」
由紀「な~んて、する訳ないでしょ!」
「私の大事なおちんちんだもん!」
「ありがとうございます!ありがとうございます!ありがとうございます!」
俺は寿命が10年は縮んだ。
つづく
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