その20
ひと通り身体を洗われると、足を開かされ、ヌルヌルした感触のものがアナルから玉にかけて刺激してきた。
谷崎さんの手元は、私からは見えないが、明らかにローションの感触であった。
そして、ローションの付いた手で肉棒をゆっくりと擦り始め、同時に玉とアナル周りを入念に弄られていた。
谷崎さんを触りたいよと言った私の言葉を無視し、谷崎さんは微笑みながら肉棒を持つ手の動きが滑らかに早くなっていった。
谷崎さんの顔を見上げると、柔らかに微笑みながら肉棒を凝視していた。その表情は、私を責めながらも、まるで自慰をしているかのように気持ち良さそうな顔である。
私は、谷崎さんに触れたくて胸に手を伸ばすと、すっと避けられてしまい、左手で亀頭を握りながら、右手の指でカリ首を擦られると、私の腰が僅かに浮き上がり、無意識にうっと唸ってしまった。
谷崎さんは、私の変化を楽しむように、更にカリ首を刺激して、その度に私の腰が浮く様を眺めていたが、次第に亀頭が熱く膨張し、射精が近くなった事を察知した谷崎さんは、手を止めてしまった。
そして、「木田さん、鈴谷さんと私の関係、気になりますか?」と言った。 つづく
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