「えっ!?実家がないって?」「言ってなかったね…私の実家新潟なの…」「新潟…」「うん…で、中越地震の時にね…崩れちゃってその時に両親も…」「ゴメン…」「ううん…いいの…気にしないで」と言った霞の顔は悲しそうだった。「私はその時仙台に居て…その時あの人が慰めてくれて…それでその後、結婚したんだけどね…あの人も…」と語った。「霞さん…」と言って抱きしめ「頼りないと思うけど…俺が霞さんを幸せにしますっ!!絶対幸せにしますからっ」と言うと「うん…ありがとう…でも大丈夫よ…私今、凄く幸せだから…だからそんな悲しい顔しないで…」と言って2人抱き合った。その後2人で俺の実家に行く事にした。出発の日新幹線に乗る前に「ホントに私なんか行ってもいいの?」と言ったが「まだ言ってる…家なら全然平気だから」と言うと「うん…分かった」と言った。お土産も買い実家に向かった。大宮で乗り換え更に1時間、ようやく実家に着いた。玄関を開け「ただいまぁ」と言うと既に到着していた、兄の子で姪の広海(S6)が出て来た。
※元投稿はこちら >>