その日俺は愛那との事を正直に霞に言った。霞は怒るどころか「いいんじゃない?宏樹君も愛那ちゃんも若いんだし…私は別に気にしないわ」と言った。「それに宏樹君とちゃんと付き合ってるワケじゃないしね」「そうですか?」「ホント気にしないで…」「霞さん…ゴメンナサイ」「謝らないで…ただ1つ約束して?」「約束?」「間違っても子供は作らないでね?」「はい…それはちゃんとします」「それともつ1つ…」「何ですか?」「愛那ちゃんとする時はココでしないでホテルに行ってしてね?」「えっ!?それって?」「下宿所だからよ」「分かりました…じゃぁ部屋に戻ります」と言って戻ろうとした時「宏樹君…好きよ…」と言われ俺は胸が苦しくなり、霞の背後に立ち抱きしめて「霞さん…ゴメンナサイ…俺も霞さんが好きです」と言うと「苦しまなくていいのよ…私とは体の関係だけでいいの…」と言った。俺は謝る事しか出来なかった。俺がギュッとしていると「宏樹君…痛いっ…力抜いて」と言われ「あっゴメンナサイ」と言ってようやく霞を解放した。
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