その後、精子が髪に付かない様に流してから湯船に浸かった。夕貴が「スッキリした?」と聞かれ「うん…スッキリしたよ…夕貴は?」と聞き返すと「私もスッキリしたっ」と笑顔で言った。2人が風呂から出てのんびりしていると、夕香から電話が掛かってきた。「どうしたの?」と夕貴が話すと誠の母親だった。夕香が酔って寝てしまった為、タクシーで送るとの事だった。家にタクシーが来ると晃が夕香を引っ張り出した。夕貴がお金を払おうとすると「大丈夫よ私が払うから」と誠の母親が言った。「でも…」と言うと「いいよ…今度ご飯でも奢って貰うから」と言うので、「じゃあその様に母に言っておきますね」と言ってタクシーを見送った。夕貴が次の日にその事を言うと「やっちゃったぁ」と言った。…いよいよ県予選の開幕を迎えた。晃達はまだ試合はないが開会式に出て、優勝旗とカップの返還をし、代わりにレプリを受け取った。忍達に会った。「晃…足は大丈夫なのか?」と聞かれ、晃は「さぁ…どうだろう」と惚けた。
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