晃は続けた。「僕が今こうして大好きなバスケを出来る様になったのは、先生の手術とマコ達の「待ってるぞ」の言葉と、辛いリハビリを支えてくれた家族のお陰です。恩返しには小さいかもしれないけど、全国のコートに立つ事…それを皆への恩返しにしたいと思います。」と言って晃は仲間の方を向いて「支えてくれてありがとう」と頭を下げた。そこにいた人達から拍手が起こった。ジュースで乾杯して皆料理を食べ始めた。1時間程で終了すると大人達は二次会と言う名の飲み会に行った。部員の皆は家に帰って行った。晃達7人(晃、夕貴、誠、徹、勝宏、川口、小幡)は一緒に帰り、途中の神社で必勝祈願した。「晃…絶対全国行こうな?」と誠が言うと「全国出場じゃなくて全国制覇だろ?」と徹が言うと「そうだな」と誠が言った。そして境内で円陣を組み晃が手を出すと皆それに乗せ、誠が「H高~っファイっ!」と言うと「ウェ~イっ!!」と言って手を高く挙げた。晃達はそれぞれ別れて帰った。夕貴が「アキ兄…無理しないでね?」と言った。
※元投稿はこちら >>