文化祭、期末テストも終わり、予選が10日後に迫った。バスケ部は一週間の合宿に入った。新設された合宿所に部員全員が集まった。「おお~っ!綺麗じゃんっ」と言って施設内を見た。「気合い入ってんな?」と徹が言うと「これで予選敗退なんてしたら、何て言われるか…」と海野が言うと「校長や教頭の期待値高いっすねっ?」と1年の誰かが言った。「うおっ!?風呂でけぇ~っ…銭湯みてぇ」と沼田が言うと「こりゃ簡単に負けられねぇなっ」と望月が言った。それを聞いて晃が「全国優勝するまでどこにも負けるつもりはねぇよ」と言うと「そうだな…何としても勝ち続けねぇとなっ」と誠が言った。この施設は二階建てで、二階に4人部屋が5部屋、一階に6人部屋が3部屋あり食堂と大浴場、ミーティングルームとトレーニングルームもあり、各部屋冷暖房が完備され、バスケ部への期待値の高さが伺えた。晃は海野、山県、真田と同室になった。午後の練習が終わり合宿所に戻ると、夕飯が用意されていた。誠が「これ…美夏(小幡)1人で作ったのか?」と聞いた。
※元投稿はこちら >>