晃は「夕貴…」と声を掛けると夕貴は振り向いた。夕貴は泣いていた。「どうした?」と聞くと「何でもない」と言った。晃は夕貴の隣りに座り「何でもないのに何で泣くんだよ…話してみ?」と言うと夕貴は突然晃に抱き付いた。晃は夕貴の肩を掴むと「何があった?…俺にも言えない事か?」と聞いた。すると夕貴は鼻を啜りながら話した。「あのね…さっきね…アキ兄の教室に行ったの…そこでアキ兄…飯田先輩といたでしょ?」「うん…それが?」「アキ兄寝てたでしょ?」「うん」「アキ兄は寝てたから知らないと思うけど…飯田先輩がね…アキ兄にキスしたの」「えっ!?マジで?」と夕貴は頷いた。「それがショックで…」「そうか…それでか」「アキ兄…私以外好きにならないで」と言うと夕貴は泣いた。晃は「大丈夫だよ…夕貴以外好きになんてならないよ…」「ホントに?」「うん…約束するよ…俺にはこれからも夕貴だけだって」「ホント?約束だよ?」「約束する…」「じゃぁキスして」と言って夕貴は目を瞑った。晃は周りを見てから夕貴にキスをした。夕貴は首に腕を絡めた。
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