飯田さんは突然手を握られビックリしたが離さなかった。晃は携帯を出し誠に連絡をした。「マコ?飯田さん見つかったよ」「そうかっ…良かった…」「今そっち向かってるから」「分かった待ってる」と言って切った。そして戻ると「あっ来たっ」と松岡が言った。「あれっ?2人手繋いでるぅ」とちゃかした。晃達は慌てて手を離した。「コレは…飯田さんが方向音痴だって言うから…」と言うがその後も茶化された。その後、古宇利大橋近くの食事処で昼飯を食べ、帰りに首里城に行き守礼門や本殿を見学してから、集合予定時間ギリギリでホテルに戻った。風呂と夕飯を終えて自由時間になった。晃はまた庭に行き夜風に当たっていた。飯田さんが来た。「今日はゴメンね?」と謝った。「いいよすぐ見つかったし」と言うと「ありがとう…見つけてくれて」と言い「上杉君明日は浅野さんと廻るの?」と聞かれた。晃は「廻らないよ?」と言うと「さっき誘われてたじゃん?」と言い「前にも言ったけど…アイツタイプじゃないし、話した事ないし…最後に気を使うのはって思って断ったよ」と言った。
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