処女喪失から3年が過ぎ、澄子のマンコはスケベ色のヒダヒダに囲まれてきた。
吸われ続けたクリも半分皮から赤く剥れていた。
澄子が間もなく22歳の誕生日を迎える冬の寒い日、俺に本社異動の話が出た。
同じ県内でも、新幹線も高速道路も無い田舎町なので、本社のある県庁所在地までは一山越えて2時間くらいかかった。
その翌月、正式に異動の内示が出た。
街に戻れるのは嬉しかったが、澄子と別れるのが辛かった。
連れて行くには結婚しかなかったが、それは、澄子に今の花屋を辞めろということだった。
季節の花々をどのように仕入れて、どう捌くかまで任され始めた店長候補の澄子のキャリアを止めたくなかった。
約1週間、悩みに悩んで、別れを決意した。
「澄子、俺、本社に異動の内示が出たよ・・・」
「え?本社?」
「ああ・・・澄子、残念だがお別れだ・・・」
「私は・・・私の事は・・・ううん、何でもない・・・さようなら・・・なんだね・・・」
澄子の頬を涙が伝った・・・
最後のセックスは、引っ越し荷物に囲まれていた。
射精した瞬間に澄子との愛が終わる。
だからあまり動かず、繋がったまま抱き合っていた。
それでも自然に腰が動き、お互いの愛を交換し合えば、澄子は喘ぎ、俺は射精を堪え切れなくなった。
「澄子、さよならだ・・・・」
澄子の胸の下に射精した。
澄子の処女を貰ったあの時と同じ場所に精液を放って、澄子との愛を閉じた。
3年半、俺のチンポを愛してくれた澄子のマンコは、スケベな色の襞に囲まれていた。
その襞に囲まれてポッカリ開いたマンコの穴に、ありがとうと心で言った。
中を見つめた澄子は、下唇を噛んで堪えていたが、涙がどんどん溢れて止まらなかった。
もう一度抱き合って、泣いた。
本当は、連れて行きたかった。
身支度を終えた澄子が、
「さようなら。お元気で・・・」
「澄子・・・立派な花屋さんいなるんだぞ・・・じゃあな。」
澄子は一礼して玄関のドアを閉じた。
遠ざかる足音に崩れ落ちて泣いた。
本社に異動して、都会のお洒落な女の子と恋に落ちて、結婚した。
澄子のような純情さは無いが、田舎町にはいない洗練された美形で色気もあった。
澄子のような生娘ではないが、感じて喘いでもお淑やかな所作は崩さなかった。
チンポの扱い方を心得ていたし、破廉恥は破廉恥で楽しむが、最低限の品位は保つ楚々とした淑女だった。
マンコはそれなりにいい色をしたヒダヒダだったが、クリは純情なまま皮の中だったから、吸い出して剥れさせた。
剥れたクリが妻を変え、ひたすら破廉恥を楽しむ淫婦となったが、それは妻として夫を飽きさせない魅力でもあった。
長女が生まれ、長男が生まれ、今年、長女が成人した。
結婚して21年が過ぎ、50歳になった俺は昨年、俺が初めて配属された営業所を廃止して支店統合するために、一時的に懐かしい田舎町へ宿泊していた。
思い出されるのは澄子との思い出、迷ったがあのスーパーマーケットへ行ってみた。
一見してスーパーマーケットが新しく建て替えられていることが分かった。
昔より大型化した店舗は、2階が駐車場になっていた。
夜食用のカップ麺を買い込んで、花屋を探した。
相変わらず店舗の入口に陣取っていた花屋を遠くから眺めていた。
白い三角頭巾をした、私の娘と変わらなそうな年齢の女の子が花を並べ変えていた。
可愛い顔に笑窪、ああ、澄子に似てるなあ・・・思い出がフラッシュバックしてきた。
暫く見ていたが、澄子らしき女性は現れなかった。
何気に近づき、その若くて笑窪の可愛い店員に、
「ここは、澄子さんという店長さんではありませんか?」
というと、その女の子は、
「はあ・・・昔はそうでしたけど、お知合いですか?」
「ええ、昔ちょっと・・・で、澄子さんは?」
「母は、亡くなりました。5年になります。」
「亡くなった・・・・そうですか・・・お亡くなりになったんですか・・・」
「あの、母とはどういう・・・」
「昔、とても世話になったんです。私がずっと若い頃・・・そうですか・・・澄子さんはお亡くなりになったんですか・・・お嬢さんは、お母さんの後を継いだんですね。」
「はい・・・あの、もしかして、史人さんですか?」
「え?どうして私の名を・・・」
「母から、亡くなる前に母から聞いたんです。昔、母が心から・・・その・・・」
「お嬢さん、言わなくていいですよ。昔の話です。お父さんが聞いたら面白くない話です。私も、妻の昔の話は聞きたくないですからね。」
「あの、ちょっと待ってください。」
店の中に戻った彼女が、お守りを持ってきた。
「母が、もし、史人さんが訪ねてきたら渡してほしいと・・・」
それは、澄子とお泊り旅行した和風旅館の隣にあった神社の縁結びのお守りだった。
結ばれなかった俺と澄子の思い出が詰まっていた。
仕事が済んで本社へ帰る前に、お嬢さんから聞いた澄子の墓参りをした。
お守りを握って、澄子との思い出をたどった。
「澄子、お前、店長になってお花屋さんを切り盛りしてたんだな。一目、見たかったよ。お前の店長姿・・・娘さん、お前にソックリで可愛いな・・・幸せになるといいな。じゃあな、澄子。さようなら、澄子・・・」
俺は、澄子の墓を後にしながら、あの時、なぜ澄子を連れて本社に転勤しなかったのか、悔やんでいた。
何も、異動先にだって花屋はあるし、都会の花屋でもノウハウは一緒じゃないか・・・澄子との別れを決めた当時の心境が、今更ながらに分からなくなっていた。
田舎町から1週間ぶりに戻り、妻と顔を合わせたら、ああ、やっぱりきれいだなあと思った。
妻も待っていたらしく、その夜、激しい営みを持った。
21年間連れ添った妻のマンコはドドメ色のヒダヒダに囲まれていたが、愛しさで溢れていた。
妊娠するかもしれない行為をして悦んでくれる女は妻だけだ。
そして、昔愛した澄子だって、股を広げてマンコを晒し、生チンポの挿入と中出しセックスを許したほど愛したご主人がいたのだ。
もう、この世にはいない澄子だが、俺以上に愛してくれた男、俺以上に愛した男がいて、そして可愛いお嬢さんまで出来たのだから、きっと、幸せな人生だったのだと思う。
澄子の墓前で別れを告げた今でも、時々思い出す。
「私は・・・私の事は・・・ううん、何でもない・・・さようなら・・・なんだね・・・」
今も頭を巡る澄子の言葉、澄子亡き今、その真意を知ることはもうできない。
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