七四さん
コメントありがとうございます。
続きです。
《15》
地元に帰った。
取り敢えず、実家に帰ったが、俺が一回家を出た事でなんか居づらい。
夫婦水入らずの環境が良いのか?
直ぐにアパートを借りて出ることにした。
幸い金はある。
1人で部屋に居ると愛美の事をフッと思い出す。
決まって胸が痛くなる。
我ながら未練がましい。
地元に帰って来たので同窓生に飲みに誘われた。
当時流行り始めた時間制パブ
今で言うキャバクラ。
安く飲めたが、話題も持たない頭の軽そうな穴が横に座ってやがる。
こっちから話題を振らないと黙って座ってるだけの穴に嫌気がさして、時間が来たと同時に店を出た。
ツレと別れて、アパートへ向かって歩き出したら、また前から知ってる顔が来た。
会いたく無い人にはホントよく会う。
清予美のオヤジだ。
また声かけられた。
「おぉ一年ぶり位か?久しぶりだな。」
『こんばんは。ご無沙汰してます。』
「今日はどうした?大阪だったか?」
『いえ。退社して地元に帰ってきました。』
「おぉそうかそうか。今から帰るのか?」
『そのつもりですが・・・』
「なら良かった。チョット付き合え」
『・・分かりました。』
怖えーよ
何の用だよ。
店の前まで来たら子分に表で待つように言うと2人で店に入った。
今まで来た事もない程キレイなクラブだった。
一通り挨拶が済むと本題に入った。
「女は好きか?」
『嫌いじゃないですね。』
「こことは別に店を出すんだが、最近流行り出したキャバクラってヤツだ。知ってるか?」
『知っては居ます。数回行きました。』
「そうか。どうだった?」
『こう言うお店と違って、女の子の話下手に嫌気がさしました。』
「おぉ相変わらずハッキリした物言いだなw」
『はぁ』
「でだ。お前、仕事が決まってないなら黒服やってくれんか?さっきも言ったがキャバクラを出す。他の女にママをやらせるが、使える黒服が居ないんだ。」
『前にも言いましたが、スカウトならお断りしますよ。』
「違う違う。カタギの女の店だ。お前みたいにハッキリと物が言えるヤツが黒服に欲しいんだ。」
『少し考えさせて下さい。』
「分かった。だけど、時間が無いから来週いっぱいな。」
『分かりました。』
「おぅ、良い返事期待してるぞ。まぁ固い話はここまでだ。まぁ飲め。」
「頂きます。」
初めてヘネシー飲んだ。
ロックだったからスゲー酔った。
だけど、安い酒と違ってイヤな酔い方じゃ無かった。
高い酒は酔い方も違うって初めて知った。
こんな高級なクラブで呑んだ事など無かった俺は緊張していた。
隣に座った女もとびっきりの美人だった。
色々と話をしてると、モデルとしても活躍してるシンガーだった。
キレイなハズだ。
清予美のオヤジが
「気に入ったんなら連れて帰っても良いぞ」
『へ?』マヌケな声を出してしまった。
「コイツじゃ無くても店の女なら誰でも気に入ったんなら連れて行って良いぞ」
『いやぁ・・・』
「え~アタシじゃダメですか~?お兄さん気に入っちゃいました。」
「らしいぞ!女に恥欠かすのか?」
『いやぁ、ダメじゃ無いんですが。お持ち帰りしたらさっきの話を断れませんよね?』
「イヤ、大丈夫だ。こんな事で買収はせん」
『それじゃお願いしてもいいですか?』
「わーい。嬉しい。」
「ちなみにその女、一晩15万だけど、今日良いわ。次からは払えよ。」
『マジっすか。ご馳走様です。』
酔ってたとはいえ、流されやすいのは学生時代と変わってない。
早速、店を出た。
ホテルへ直行した。
脱がしたら見事なプロポーション。
しばらく穴に入れて無かったので至る所にむしゃぶりついた。
愛美や仁美程じゃ無いけど、締まりは良さそう。
ただ、初めての事だったので少し驚いた。
子宮口がビックリするくらい入り口に近い。
しかも、奥行きがあまり無い。
後で他の人から聞いた話では皿マンって言うらしい。
フェラして貰った。
そこそこ上手かった。
早速ゴムを付けて入れてみた。
半分くらいしか入らない。
締め付けは良いので、そこそこ気持ちいい。
こりゃさっさと出すか。
5分程で終わらせた。
酔いも覚めて来てたので、帰りたかったが、一晩いくらの女なので、今帰ると後で何言われるかわかった物じゃ無い。
「気持ち良かったぁ~。奥の方グリグリするの好きぃ」
『それなら良かったよ。痛がる子も居るからね』
「私は大好き。もう一度しても良い?」
『ごめん。酔ってるしスッキリしたら眠くなっちゃった。』
「じゃ、明日の朝にしよ。」
『うん、ゴメンね。』
たいして眠く無かったけど、寝たふりしてたら、すぐに寝たw
一度、7時頃目が覚めたけど、面倒だったから、二度寝した。
次に目が覚めたのは9時頃。
ホテルのチェックアウトが10時なので、慌てて起こして、支度させた。
「寝過ぎちゃった。ゴメンね。もう一度シタかったんだけど・・・」
『俺こそゴメン。一回起きたんだけど、寝顔見てたら起こせなくて、そのまま寝顔見ながら寝ちゃったw』
「もぉ、起こして良いのにぃ。ねぇ次はいつ会える?」
『退社したばかりだし、お金無いし。』
「次はお金なんて要らない。だから会ってくれない?」
『うん。今度連絡するよ。店で良い?』
「うん。次は良いけど、次の次はお金払ってでも私を抱きたくなると思うよ。」
『かもねw』
ホテル前で別れて、家に帰った。
スタイルとか外見はサイコーに良いけど、それ以外全てそこそこ。
この穴いらね。
めんどくせー。
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