H高の緒戦が行われた日の夕方に誠に電話をした。「どうだった?」と聞くと「84-70で勝ったよっ」と弾んだ声で言った。「おめでとさん…次はドコとだっけ?」と聞くと「明日は優勝候補筆頭のM高だよ…」と言った。M高は前年度のIH準優勝高で、3大大会で常にベスト8以上に進む名門高だった。「マジかっ」と言うと「まぁ…実力で劣ってるけど、兎に角明日も全力でぶつかるよ」と言った。「頑張れよ」と言って電話を切った。…次の日も夕貴が来た。その日は夕貴1人だった。夕貴は少し色っぽい顔をしていた。晃は「どうした?なんか色っぽいぞ?」と言うと、夕貴は顔を近づけ小声で「Hしたい気分なの…」と顔を赤くしながら言った。晃はその言葉を聞いてスイッチが入った。「俺もしたくなってきた」と言うと「じゃぁ…どこか行こう…」と言った。晃達は部屋を出た。晃はナースステーションに寄り「1時間位散歩して来ます」と看護師に行ってから、エレベーターに乗り込み屋上に向かった。屋上の扉には鍵が掛かっていた。
※元投稿はこちら >>